1. コンパウンドのポジション表 今年のコンパウンドの特徴 今年も、SS(スーパーソフト)、S(ソフト)、M(ミディアム)、H(ハード)の四種類の中から、各グランプリに適した、二種類(プライム:硬め、オプション:柔らかめ)のタイヤを持ち込みます。右のグラフにある通り、今年のタイヤは昨年に比べると、コンパウンドの硬さの差も、また、作動温度領域の差も少なく設定しています。これは、昨年一年間のデータを分析し、よりレースに適したタイヤを投入しようと考えているからです。昨年は、サーキットや気候によって、どちらか一方のタイヤの性能が発揮されないことがありましたが、今年はそういう事がなくなる見込みです。先週まで行われた冬のテストでも、いずれのタイヤも充分性能を発揮していました。持ち込む二種類のタイヤは、基本的に、SS−MかS−Hの予定です。今週の開幕戦バーレーンGPには、SS−Mを持ち込みます。 タイヤ