日本海側の前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東日本と西日本を中心に大気の状態が不安定になっている。 30日は九州北部や北陸を中心に活発な雨雲がかかり、石川県輪島市では午前6時前に1時間に73.5ミリ、七尾市では午前9時過ぎに61.0ミリの非常に激しい雨が降り、いずれも8月としては同地点の1位の記録を更新したほか、午後には福岡市でも1時間に72.5ミリの非常に激しい雨を観測した。 また、台風15号は、31日には九州に接近するものの、31日午後3時までには温帯低気圧に変わり、西日本の日本海側を進む見込みだ。9月1日にかけて低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から北日本では広い範囲で大気の不安定な状態が続く。 東日本では、30日は引き続き局地的に1時間に60ミリの非常に激しい雨が降り、西日本では31日にかけて日本海側を中心に、断続的に1時間に70ミ