イタリアへ派遣されるキューバの医師団。キューバ首都ハバナで(2020年3月21日撮影)。(c)YAMIL LAGE / AFP 【3月27日 AFP】キューバ政府は26日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて同国が世界各国に派遣した医師団について、米国が「疑惑とうその宣伝活動」を行っていると激しく非難した。 キューバは医療従事者の養成プログラムが優れていることで知られ、世界61か国で3万人のキューバ人医師が活躍している。ここ数週間は新型ウイルス対応のため、要請に応じてイタリア、ベネズエラ、ニカラグア、グレナダ、スリナム、ジャマイカ、ベリーズに医師団を派遣している。 キューバ外務省は、米国務省が「キューバの提供する国際医療協力に対し、継続的に悪質な疑惑とうその宣伝活動」を行っていると外交文書で抗議。「米政府の疑惑の宣伝活動は、いかなる状況においても道義にもとる。全人類を