4日間の日程で日本を訪れるローマ教皇フランシスコが23日午後5時25分、羽田空港に到着した。この日は雨が降り、強い風が吹く中だったが、カトリック信徒でもある麻生太郎副総理兼財務相や日本の司教ら、またカトリック系学校の生徒らが出迎えた。 教皇はその後、東京都千代田区の駐日ローマ教皇庁大使館(駐日バチカン大使館)に移動し、日本の司教らとの集いに参加。バチカン・ニュースによると、若い頃から抱いていた日本への共感と愛着について述べるとともに、パウロ三木や高山右近ら殉教者の信仰、また潜伏キリシタンなどについて語った。 教皇は「希望に燃えた種まき、殉教者の証し、実りを待つ忍耐」が、日本の文化と共存した宣教方法を特徴付けてきたと指摘。また、インカルチュレーション(文化受容)と対話の希求を、日本の教会の特徴として示した。 教皇庁大使館での集いに参加した勝谷太治司教(札幌教区長)は、教皇と司教らが談笑する様
安倍首相「平和や人権で協力拡大」 ローマ教皇、拉致解決を支持 2019年11月25日21時59分 フランシスコ・ローマ教皇(左)と会談する安倍晋三首相=25日午後、首相官邸 安倍晋三首相は25日、フランシスコ・ローマ教皇と首相官邸で会談した。教皇との会談は2014年6月のバチカン訪問時以来5年ぶり。首相は「日本とバチカンは平和、『核なき世界』実現、貧困撲滅、人権、環境などを重視するパートナーだ。訪日を契機に協力を拡大したい」と表明。教皇は「両国関係を一層強化したい」と応じた。 多様性認め、他者と共有を 若者と対話、東京ドームでミサ―ローマ教皇 教皇はローマ・カトリック教会のトップで、バチカンの国家元首を兼ねる。訪日は38年ぶり。首相は、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決に理解を求め、教皇は支持する考えを伝えた。 学術会議問題 菅内閣 新型コロナ最新情報
ヨーロッパ以外からは約1300年ぶり、中南米出身者としては初のローマ法王(教皇)が先週誕生した。フランシスコ1世として世界のカトリック教徒12億人を導くのは、アルゼンチン出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)だ。 フランシスコ1世はバチカンのサンピエトロ大聖堂のバルコニーから群衆に向かって、仲間の枢機卿たちが「世界の果て」まで来て私を見つけてくれたと語った。新法王は、世界各国で教育機関を運営する男子修道会のイエズス会に属している。イエズス会からの法王選出も初めてのことだ。 ドイツ出身の前法王ベネディクト16世は高齢を理由に先月退位したが、彼を選出した8年前のコンクラーベ(法王選挙)でも、メディアはベルゴリオを有力候補と伝えていた。 しかしベルゴリオは05年のインタビューで、官僚組織であるローマ法王庁で暮らすのは避けたいと語っていた。「法王庁にいたら死んでしまう。私の人生はブエノスア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く