大型で非常に強い台風10号は、今後特別警報級の勢力まで発達し、6日午前に沖縄地方、6日午後に奄美地方に接近する見込みで、その後も勢力を維持したまま北上を続け、6日午後から7日にかけて九州に接近または上陸するおそれがある。 【会見ノーカット】「特別警報級」台風10号の洪水災害に警戒呼びかけ 気象庁と国交省が会見 気象庁と国土交通省は5日午後2時から合同で臨時の記者会見を行い、「風雨が強くなる前に、早め早めの避難、安全確保を」と強く呼びかけた。 国土交通省によると、九州では国が管理する大きな河川を含む多くの河川で整備水準を超える規模の雨量が予測されているため、氾濫の危険性が高まっているという。 特に、現時点でリスクが高まっている河川として、熊本、宮崎、鹿児島県などを流れる川内(せんだい)川、肝属(きもつき)川、五ヶ瀬(ごかせ)川、小丸(おまる)川、大淀(おおよど)川、球磨(くま)川の6河川をあ