【シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムは30日、人工衛星を使った通信サービスの参入計画について、米連邦通信委員会(FCC)から認可を受けたと発表した。100億ドル(約1兆400億円)を投じて3000基を超す衛星を配備し、過疎地のデジタル格差の解消などに取り組むという。「プロジェクト・カイパー」と呼ぶアマゾンの計画では、上空600キロメートル前後の低軌道に計3236基の周回衛星を配
【シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムは30日、人工衛星を使った通信サービスの参入計画について、米連邦通信委員会(FCC)から認可を受けたと発表した。100億ドル(約1兆400億円)を投じて3000基を超す衛星を配備し、過疎地のデジタル格差の解消などに取り組むという。「プロジェクト・カイパー」と呼ぶアマゾンの計画では、上空600キロメートル前後の低軌道に計3236基の周回衛星を配
米国防総省が推進する「共同防衛インフラ事業(JEDI)」プロジェクトの入札プロセスで、米マイクロソフトが最大100億ドル(約1兆1000億円)規模のクラウドコンピューティング・サービス契約を受注した。同省が25日、明らかにした。 最有力視されていたアマゾン・ドット・コムにとっては打撃となった。同契約を巡っては、オラクルが契約条件に異議を申し立てて提訴したが退けられていた。 国防総省はデータ保護の強化と、米軍全体でのリアルタイム情報共有の迅速化を目指し、商用クラウドサービスに投資する。同省は2029年までの契約完了を見込んでいるとした。 25日の株価終値はマイクロソフトが0.6%高、アマゾンが1.1%安、オラクルが0.2%安。 アマゾンの広報担当ダグラス・ストーン氏は、「われわれはこの結論に驚いている」とし、アマゾンが「クラウドコンピューティング分野でトップ企業であることは明白であり、提案を
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