ツイッターとスクエアのCEOを兼任するビリオネアのジャック・ドーシーは4月7日、彼の保有資産の3分1近くに及ぶ10億ドル(約1100億円)相当のスクエア株を、新型コロナウイルス関連の慈善活動に寄付すると宣言した。 4月14日に公開されたSEC(米国証券取引委員会)への提出書類で、ドーシーが進める寄付の詳細が判明した。 フォーブスは、ツイッター及びスクエアの共同創業者であるドーシーの保有資産を39億ドルと試算している。14日に開示された書類で、ドーシーが6億900万ドル相当のスクエア株を、スタート・スモールと呼ばれるLLC(有限責任会社)に譲渡していたことが確認された。 譲渡の実施日は、彼が10億ドル相当の寄付をアナウンスした前日の4月6日だった。 ドーシーは寄付の透明性を維持するため、金額や支払先の詳細をグーグルのスプレッドシートで公開している。それによると、スタート・スモールは4月14日