私事ながら、4月から 上智のロースクールの教授 になります。 もちろん、TMIを辞めるわけではなく、弁護士としての仕事を続けながら、週2回ほど教壇に立つということです。 いろいろと教えるのですが、言うまでもなく「会社法と実務」という講座で会社法も教えます。 その「会社法と実務」の教科書として使うのが、この度、改訂されました 会社法マスター115講座(第2版) 葉玉匡美 郡谷大輔【編著】 (ロータス21) です。 4月8日が発行日ですが、大手書店では、なぜか、もう並んでいます。 私が、教科書として使うくらいですから、当然、 会社法の入門書として最高のおすすめ本 といえるでしょう(宣伝モード)。 しかも、値段は 定価2400円+税 であり、専門家が使える会社法の本としては、格安の値段設定です。 初版は大好評で、ロータス21史上、最高に売れた単行本になりました。 (ちなみに、ロータス21は、会社
昨日(3月28日)、サッポロホールティングスの定時株主総会におきまして、買収防衛策を継続する旨の会社側提案が可決(ただし3分の2の賛成票を得るには至らず)されたとのことであります。今年も新たにライツプランを導入する予定の上場企業も多いようでして、勧告型、定款変更型を問わず、株主総会に諮ることを予定しているところが大半のようですので、今年の株主総会対応のトレンドとしてはタイトルのとおり「買収防衛策の導入(継続)」と「委任状争奪戦」のようであります。ブルドック最高裁決定、モリテックス東京地裁判決など、参考となる司法判断も出ておりますので、これらの話題に関心が集まるのも当然かもしれませんね。 さて、すでに書店ではこの時期の恒例であります「総会対策本」がずらりと並んでおりますが、毎年購入しております「株主総会徹底対策」(鳥飼、菊池著)は別として、このトレンドを学ぶにあたって最も刺激的な2冊を拝読い
子会社上場は間違いだったと言わざるを得ない。しかし役員や社員には月給やボーナス以外の夢も与えたい。そう考えて、2002年に全グループ企業の主任クラス以上を対象にした、大規模なストックオプション制度を導入した。既存株主にも配慮し、付与する株式は新規発行ではなく、自社株買いで手当てした。 2004年7月までに3回に分けて計19百万株弱の購入権を付与した。対象者数は7500人弱と、グループの日本人正社員の約3分の1に達した。純粋持株会社である住生活グループの株価が上がれば、グループ企業の役員、社員は資格に応じて公平に利益を享受できる。夢と”求心力”の両立が実現した。これも経営のイノベーション(革新)ではないかと思う。 (2008年3月25日 日本経済新聞 44面 私の履歴書)【CFOならこう読む】 ストックオプションを付与するに際し、付与時に付与株式数相当の自社株買いを行い、行使に備える会社が散
日経電子版の総合投資・金融情報コーナー。株式・為替から債券、商品、新興国市場など国内外の最新マーケット情報はもちろん、第一線の記者による分析・解説記事を豊富に提供します。企業の最新ニュースや詳細な株価・財務データを提供するオンライン版の「日経会社情報」、チャートや銘柄管理ツールなどの便利な機能も充実しています。
対立型総会増加 株主提案に新たな壁 -法務インサイド 6月の株主総会シーズンを前に、株主提案に絡む新たな課題が浮上している。株主名簿を閲覧できず、事業会社を攻める株主にとって大きな足かせとなるケースが増加。 (中略) 「御社の事業領域は当社と競争関係にあり、株主名簿は見せられません」 ADSL大手のイー・アクセスは、アッカ・ネットワークスから届いた一通の文書で、株主への手紙送付断念に追い込まれた。イー・アクセスは今年1月、筆頭株主としてアッカ経営陣刷新を要求。手紙はこの株主提案への支持を訴えるのが目的だった。 アッカ株主の約3割は個人が占め、その動向は株主提案の勝敗を左右しかねない。「アッカ株主が当社の提案を検討できないのは株主利益に反する」(イー・アクセスの千本倖生会長)。同社はインターネット上で支持を呼びかけるしかなく、結局、株主提案を取り下げた。 (2008年3月24日 日本経済新聞
グッドウィル株が急落 増資嫌気、一転ストップ安に 12日の東京株式市場で、グッドウィル・グループの株価が一転して急落した。朝方は買い気配で始まったが、結局、制限値幅の下限(ストップ安)となる前日比3000円(11%)安の23400円で比例配分された。11日に第三者割当増資の実施を発表。発行済み普通株式数が約2割増加すると伝わり、一株利益の希薄化懸念から売り注文が膨らんだようだ。 同社は米大手ファンドのサーべラスと米大手証券モルガン・スタンレーの2社連合に対し45億円で50万株の普通株式を割り当てる。1株当たり発行価額は9000円。現在、株価は20000円台で推移しており、「発行価額の安さが再建見通しへの不安感を募らせた可能性もある」(外資系証券)。 グッドウィル・グループの株価は11日まで5営業日連続で急騰していた。「信用取引の売り残りが多く、潜在的な買い圧力は強い。ただ、指標面では明らか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く