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ブックマーク / sonicbrew.blog55.fc2.com (5)

  • machineryの日々 「任用は行政処分であって雇用契約ではない」というヘリクツ

    08« 123456789101112131415161718192021222324252627282930»10 増田で話題になっていたこれ 2021-10-14■【10/16追記】埼玉県ワクチン接種センターで働いていたのに労働者ではないと言われた話 とこれ 2021-10-15■anond:20211014160920 を拝読しまして、地方公務員法についてあれこれ書いていたformer地方公務員として多少の解説を加えてみたいと思います。といっても、おそらく現場の地方公務員の方が書かれていると思われる二つ目の増田でほぼ解説されていますし、私も現場を離れて1年以上経っており、特に会計年度任用職員は導入前の準備までしか経験していないため、現在の実務と異なる説明かもしれませんのでその点は割り引いてご覧いただければ。 まず元増田の方ですが、全労連系の医労連が多数派を占める数少ない業界の方らしく

    paravola
    paravola 2021/10/18
    突発的な業務は議会も注目するので派遣を活用しないという選択肢を採らざるを得なくなっている現状があるわけです
  • machineryの日々 需要と供給の両面作戦

    05« 123456789101112131415161718192021222324252627282930»07 医師養成校であるところの医学部の入試において、性別や受験回数によって点数を操作していた実態が明らかになったそうで、いやまあ日の医療従事者の労働環境を考えればそれなりに合理性のある話ではありますが、「合理性があればいいじゃないの」というのは経済学徒ぐらいでしょうから、こうして問題が明らかになって批判が集まるのは改善に向けた第一歩といえるかもしれません。 東京医大、女子受験生を一律減点…合格者数抑制(読売新聞 2018年08月02日 06時00分) 東京医科大(東京)が今年2月に行った医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが関係者の話でわかった。女子だけに不利な操作は、受験者側に一切の説明がないまま2011年頃から続いていた。大学の

    paravola
    paravola 2018/08/06
    供給推計において女性医師の仕事量は1人分とカウントしないで計算していますし.../医療機関には官民問わず強力な労働組合が存在していまして、その強力な組織力によってそれなりに高い賃金水準を確保している
  • machineryの日々 市民の生活を保障しない国家

    10« 123456789101112131415161718192021222324252627282930»12 来業務のデスマーチが一息ついたところで以前のエントリの関連ですが、 公文書というのは例えば課とか係という組織単位で作成して管理するものであるところ、人件費削減の声に押されたそうした組織に公文書管理の担当者を割り当てる余裕は当然ありません。さらにいえば経費削減のため天井が低く空調も後付けのような古式ゆかしい建物で仕事をしている者としては、意思決定資料であるところの公文書を定期的に破棄しなければ建物に入ることすらできなくなるような状況で、ではあるべき公文書管理とは一体何だろうなと思わないでもありません。 というよりむしろ、現場の感覚からいえば、公文書管理は余計な仕事とみなされていて、そのための人件費や施設建設の費用は「行政のムダ」として削減されてきたのではないかというのが正直

    paravola
    paravola 2018/07/29
    (国家は市民の権利=生活を保障する)アメリカの行政学者ハーバード・カウフマンがかつて述べたように、民主国家における官僚制の繁文縟礼の根本的な原因は、我々自身なのである
  • machineryの日々 トッププライオリティの置き方

    12« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»02 お盆の時期に終戦記念日があることもあって、メディアではやたらと第二次世界大戦関連の番組や記事が増える時期でもあるのですが、先の大戦については現在でも軍部の独走とかそれに対する国民の支持があったとかいろいろな論争が続いているようです。その中で経済政策については、昭和恐慌の際に高橋是清が中心となって進めた時局匡救事業(wiki:時局匡救事業)とそれを(結果的に)ファイナンスした金融緩和によって、事業終了後も軍事費の増大に歯止めがかからなくなったという説もあるようです。 ということで、この機会にhamachan先生が「ちくま新書は玉石混淆ですが、これはもっとも読むに値する名著です」とおっしゃっていて、その当時目から鱗を落としながら読んだ坂野『昭和史の決定的瞬間』をパラパラと読

    paravola
    paravola 2017/08/16
    特高警察がここまで評価した社大党の躍進は「社会民主主義勢力」ではなく「国家社会主義」の勢力増大とみなされてきた/左翼的言動に陶酔して国民的支持の獲得に失敗した鈴木茂三郎の方が高い歴史的評価を受けてきた
  • machineryの日々 制度設計の困難さと増税することの政治的困難さ

    05« 123456789101112131415161718192021222324252627282930»07 相変わらず乗り遅れ気味ですが、一部では障害者のLCC利用の是非をめぐって議論が盛り上がっているとの由。公的セクターの中の人としてみてみると、経済合理性と普遍的社会サービスの両面を追求しなければならない公共(交通)機関のジレンマが集約された問題のように思います。公的セクターの所得再分配機能の貧弱さが問題であるとすれば、それはその財源が貧弱であることの裏返しであって、それは公的セクターに経済的合理性を求めるあまりに、その拠出である増税への忌避がもたらした社会を反映したものといえます。 これと同様に、LCCが経済的合理性を追求すれば、その名のとおりローコストキャリア(Low-cost carrier)として差別価格により低サービスを低料金で提供することにより、それを選好する顧客を

    paravola
    paravola 2017/07/07
    (そう判断した人が負担すればいいのでは)対立しているのは障害者に対する合理的配慮の要否ではなく、カットするべきコストなのかどうか、もしすべきではないと判断された場合に誰がそのコストを負担するのか...
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