ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が、米大統領選の両候補者を批判した/Tiziana Fabi/AFP/Getty Images via CNN Newsource (CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は13日、11月に実施される米大統領選に言及し、米国の有権者らが下さなくてはならない選択について「二つの悪のよりましな方」を選ぶものになるとの見方を示した。 共和党候補のトランプ前大統領が掲げる反移民政策と、民主党候補のハリス副大統領が打ち出す人工妊娠中絶の権利擁護の姿勢を引き合いに出し、どちらも「生命に反する」と断じた。 教皇専用機の機内で行った記者会見で語った。ハリス氏とトランプ氏のどちらがよりましな悪なのか、自分には分からないとした上で、「良心がある者ならだれもがこれについて考えるべきだし、実際に考える」と述べた。 フランシスコ教皇は前任者よりも政治的発言をする機