JR東日本のICカード・Suicaの情報(ビッグデータ)が、6月末に販売開始された。しかし、発売直後から「個人情報保護の観点で問題があるのでは?」という指摘が、同社に対し多数寄せられ、7月25日には販売中止を宣言。販売再開は予定されているとはいえ、身近なビッグデータ活用はわずか1カ月で止まってしまった。 この騒動はなぜ起きたのか? 情報を整理してみよう。 提供される情報は「個人情報」ではない 個人情報というのは、住所や名前、生年月日、職業などの各種情報が「本人を特定できる形で」あることをいう。例えば、「東京都千代田区永田町1-7在住・田中一郎」ならば本人が特定できるから個人情報になるが、「35歳・男性・公務員」というような情報は個人情報にならない。 それを踏まえて考えると、今回販売するビッグデータは、まったく個人情報ではない。SuicaにはIDがあり、各種情報はIDに紐づけて管理されている
大規模な通信障害を起こして行政指導が予告されたソフトバンクにまたもや問題が浮上した。各国政府から排除されることになったファーウェイ(HUAWEI)の製品を基地局で使っていることが判明した。 早急に取り替えないと取引ができなくなる。 まずはソフトバンクがファーウェイを使っているという事実から確認しておきたい。 (1)2018年12月7日の日本経済新聞朝刊。広報室は「コメントを控える」と回答。 出典:https://twitter.com/daitojimari/status/1070989880652587008 (2)2018年8月の記事でもソフトバンクはファーウェイと書かれている。 参考:携帯基地局市場と設備投資の実態 2018(2) (3)こちらの図示でもファーウェイが確認できる。 ソフトバンクは現時点ではノーコメントにしたが、こうした報道をみるに基地局にファーウェイ製品を使っていると
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く