E3 2017初日が終わろうとしていた。マリオの生みの親である宮本茂氏は落ち着いた雰囲気を醸し出していた。任天堂ブースの上にあるミーティングルームで、彼は「スーパーマリオ オデッセイ」のポスターの下に腰掛けていた。人混みでいっぱいで、カオスなE3の会場とはまるで違い、ミーティングルームは静まり返っていた。 E3はその幕を開けたばかりだったが、宮本氏にとってピークはすでに過ぎていた。同氏はUbisoftのプレスカンファレンスに登壇し、「マリオ+ラビッツ キングダムバトル」のクロスオーバータイトルが発表された。 我々がインタビューしたその日の朝は「Nintendo Treehouse Live」で「スーパーマリオ オデッセイ」の新しいゲームプレイが披露されたが、こちらはプロデューサーの小泉歓晃、ディレクターの元倉健太がステージに上がって紹介し、宮本氏は登壇しなかった。これだけ長い間、たくさんの