もともとは宮城県の山元町というところで 情報を届けるボランティアというか 支援活動をやっている人たちがいたんです。
恐れ入ります。 当然、小説のお話にもなるとは思うんですが 「主夫」とは、 いったい、どのような毎日を送っているのか、 以前から、すごく興味がありまして。
原丈人さんの本を探すと、 『21世紀の国富論』(平凡社)という本が見つかります。 その本の帯には 「シリコンバレーで 数々の企業を成功させてきた 実業家が語る日本の未来」 と記されています。 アメリカで大きな成功をおさめた日本人らしい。 そして、いくつもの企業を育てるための後押しをする人? 正直言って、ぼくには縁遠い人だと思っていました。 しかし、本を読むとおもしろい。 ひとつは底を流れる「怒り」があること。 「怒り」を売り物にする人はいっぱいいるけれど、 この人の「怒り」は、静かで本気だと思えたのです。 もうひとつは、「希望」を軸にして行動していること。 解決策が必ずあるものだと信じきって動いている。 これが、とても気持ちよかったのです。 アメリカで成功した人のなかには、 こんな人もいるんだ‥‥と、興味はあったのです。 でも、その人と突然会うことになるとは、 思ってもいませんでした。 で
さきほどから、花火のポスターを貼ったり 記者会見場で、こまごま動いていた 男性がいましたでしょう? あれは私の会社の部下なんですが、 彼のひとり息子が5歳で、 拡張型心筋症という難病を発症しました。 心臓移植しか道がなくなって 突然のことでしたので、 移植のための時間もほとんどありませんでした。 それで、会社の人たちと 息子さんが通う幼稚園の方々を中心に 「救う会」を立ち上げて 治療費の1億3千万円を集めることになりました。 一昨年の夏のことです。 街頭で募金集めをしてて、 あれは、暑くてつらかった日でした。 きれいな女の子がひとり、やってきて 「私たち、Tシャツ作って応援してます!」 と、声をかけてきたんですよ。 仙台で有名なファッションビルで この募金のためのTシャツを売ってますから、 がんばってください、と彼女は言うんです。 見ず知らずの女性でしたので、驚きました。 教えられたお店に
ぼくは、おもにツイッターを通じて 佐々木さんのことを知っているわけですけど、 最近、佐々木さんがおっしゃっている 「当事者主義」っていう視点が おもしろいなあと思っているんです。
・いつごろからか、ぼくは「そうでもない人」のことを、 大事に考えるようになりました。 たとえば、趣味の世界でも、 そのことについてとても詳しい人がいます。 スポーツだったら、何年何月何日のあの試合に、 なんとか選手がどうしてこうしてとか、 もう、どうして知ってるんだろうというくらいに知ってる。 そういう人どうしが集まると、 より細かく詳しく知ってる人が「えらい」となるので、 みんながどんどん狭い路地みたいなところに入っていく。 その趣味について「ちょっといいよね」くらいの人は、 トーシロー(素人)だとかニワカだとかに選別されて、 バカにされたり相手にされなかったりする。 というようなことも、ありがちなんですよね。 「あらゆるジャンルはマニアが壊す」 ということもよく言われます。 「好きかもしれないけど、そうでもないかも」くらいの 「こっち向いてる人」がいっぱいいるのが、 なによりも世界を充
はい。 医療チームは だいたい1週間交代なんですが、 心理的なケアは 最低でも 数ヶ月から半年はかかりますから 実効性のあるものには、 なっていないんです‥‥。
ここまで木川さんと、 自慢してくださいとか、自慢しますよ、 というやり取りをしていて気づいたんですが、 木川さんのお話は、 ひじょうに自我が薄いんですよ。 「自慢」っておっしゃってるのに、 聞いていてちっとも嫌じゃないんです。
2011年7月某日、 『ヤマトホールディングス』本社の 応接室をおとずれた糸井重里の目に、 1枚の写真が飛び込んできました。
東北新幹線に乗って東京から福島へは 2時間かからない。 思ったよりもずっと、福島は近い。 窓の外を緑が流れていく。 西への新幹線と違って、トンネルが少ない。 こんもりとした低い山と、 そろそろ夏の形をしはじめた白い雲。 はじめて、福島へ向かいながら、 当たり前のことを思った。 東京と福島はつながっている。 福島について、考えることは難しい。 なにをどう願えばいいのか、よくわからない。 力になりたい、と思ったときに どうしていいのか、 はっきりとした道をうまく見つけられない。 ずっと先にそうなってほしいことと、 いますぐそうなってほしいことが、入り交じる。 離れた場所からぼくが思うどんな願いも、 いまそこにいる人にとっては 甘っちょろいことかもしれない。 そもそも、もとになる知識がとぼしい。 何かを読むたび、それを鵜呑みにしている気分になる。 福島について、考えることは難しい。 それでも、考
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く