はじめまして(久しぶりの方はご無沙汰しております)、小林亮介です。久しく更新をおこたっておりすみません。 引き続き、スタンフォード大のビジネススクール・教育大学院に籍を置き、「教育の経営」と「21世紀の学びの形」をテーマに学ぶとともに、仲間と立ち上げたHLABという組織で、カレッジと居住型教育の実践に取り組んでいます。 この度は新しく始まる取り組みについてお伝えしたく、筆をとらせていただきました。 ここから数回にわたる不定期の投稿を通じ、コロナ禍のスタンフォードのキャンパスで考えていること、また「日本に多様性の中で学び合うカレッジを作る」というゴールの元、HLABで仲間たちと10年間辿ってきた思考と実験の一旦を紹介できればと考えています。 初回となる今回は、少し長くなりますが、我々が「カレッジ」つくるに至った背景について、少しお話ししたいと思います。 *** 1. 下北沢に「カレッジ」の建