◇ナ・リーグ ドジャース7-2パドレス(2024年9月26日 ロサンゼルス) ドジャース・大谷の両親は愛息の地区優勝を岩手県奥州市の自宅でテレビ観戦した。社会人の三菱重工横浜で野手としてプレーし、息子が所属した少年野球チームで監督を務めた父・徹さん(62)が、祝福のメッセージを本紙に寄せた。 (取材・構成=柳原 直之) 【写真】真美子夫人、デコピンとの3ショットを撮影する大谷(大谷のSNSから) 翔平、地区優勝おめでとう!今季はメジャーでプレーするようになってから初めての優勝争い。テレビ画面越しにも、例年より集中力が高く、気持ちが入ったプレーをしているように見えていたよ。 今年の翔平は真美子さんと結婚という大きな節目を迎え、より落ち着いて野球ができている印象もある。昨年12月頃に初めて結婚すると聞いて、私たち家族が一番驚いた。正直、独身だった昨季までは現地観戦に行っても、球場内で少し会って
近年、海外出身のマンガ家が増えてきている。 代表例としては『Dr.STONE』の作画担当のBoichi(韓国出身)、『マタギガンナー』の作画担当のJuan Albarran(スペイン出身)、『日本の月はまるく見える』の史セツキ(中国出身)などが挙げられる。 これらの作品は、自国で出版された作品を日本語に翻訳したものではなく、日本のマンガ媒体で初出掲載された作品だ。 そして今、「月刊コミックフラッパー」(KADOKAWA)で『ラブ・バレット』を連載しているinee(アイニー)さんは、アメリカ在住のまま日本の雑誌でマンガ家として活動している。 彼女はどのようにして、日本国外から日本でマンガ家デビューを果たしたのか。 SNSから開けた、マンガ家への道「アートスクールではイラストレーションを専攻していて、雑誌のイラストやアニメの背景を描くことを学んでいました。もともと幼少時から日本スタイルのマンガ
「任天堂と株式会社ポケモン、「パルワールド」開発のポケットペアを特許権侵害で提訴」というニュースがありました(任天堂のプレスリース)。ご存知のように、パルワールドに登場するモンスターの造形がポケモンに類似しているのではとの意見はありましたが、著作権侵害を問うのは難しい(寄せてはいるがギリギリで回避している)状況でした。任天堂は著作権ではなく特許権により権利行使したわけです。差止めと損害賠償が請求されています。 パルワールドは無料プレイできないので、YouTube上の紹介動画等から推測しますが、モンスターの造形の話は別として、ゲームシステムとしてはポケモンとはそれほど似ていないようで、Ark等に類似するオープンワールド型ゲームのようです。共通点があるとすれば、ボールのようなものをモンスターに投げつけて捕獲する部分です。特許権を侵害しているとすれば、このあたりかと思います。 ポケモン社と任天堂
今月6日、小泉進次郎氏による自民党総裁選への出馬会見の中で解雇規制緩和への意欲が示され大きな波紋を呼んでいる。出馬会見では、労働法上求められている解雇規制の見直しを図ると同時に、企業によるリスキリングと転職支援を義務付けることで、成長分野への移動を促進する制度を作ることが表明された。 その後、世論の反発を受けて同氏の発言はトーンダウンしている一方で、経済界の有力者が解雇規制緩和政策への支持を表明するなど、論争が広がっている。 そこでこのまとめでは、議論の流れを追いながら、解雇規制緩和の何が問題なのかの論点整理を行いたい。 ココがポイント日本経済のダイナミズムを取り戻すために不可欠な労働市場改革の本丸である、解雇規制の見直しに挑みたい。 出典:自民党総裁選特設サイト「小泉進次郎 出馬会見 全文」 「会社が解雇してくれないので、私は転職ができないのです」ということは、起きません。 出典:Yah
東京23区で家庭から排出されるゴミは、東京湾の最終処分場に埋め立てられていますが、約50年後には満杯となり23区内での処分先がなくなってしまう恐れがあります。そこで、23区と東京都が検討を行っているのが、家庭ゴミの有料化です。 【画像】東京23区ゴミ処分場(東京都江東区海の森) ゴミ最終処分場のさらなる拡張は困難東京湾中央防波堤の外側にある廃棄物の最終処分場では、東京ドーム170個分にあたる794ヘクタールの広大なエリア全てが最終処分場となっています。 東京23区の家庭などから排出される可燃ゴミや粗大ゴミ、不燃ゴミなど1年間で約249万トンのゴミが焼却や破砕など中間処理がされた後ここに埋め立て処分されています。 船の航路を確保するため、最終処分場のさらなる拡張が難しいなかで、約50年後には23区から排出されるゴミの処分先がなくなってしまう恐れがあります。 23区と東京都が家庭ゴミ有料化を検
クマに突進され、「まだこの辺りにいそうなので心配」と話す、斉藤歩叶さんと、桜虎ちゃん=2024年9月12日、岩手県大槌町、東野真和撮影 岩手県大槌町で11日午後9時ごろ、元自衛官、斉藤歩叶さん(21)が生後1カ月の長男を抱いて歩いていたところ、ツキノワグマ3頭に遭遇した。 【写真】クマが突進してきた場面を現場で再現。「こんな感じで蹴りました」 半年前に夫の出身地の大槌町に移り住んだばかり。クマを見たのは生まれて初めてだった。 すると、うち1頭が突進してきた。 元自衛官でも、クマの倒し方は学んでいない。どうしたらいいかわからない。 「この子を守らなくちゃ」 とっさに右足で思い切りクマを蹴りあげた。硬い毛皮に触れたような感触があった。腹あたりに当たったようだ。 クマが少し遠ざかり、道が開けた。そのすきに、体重4.5キロの長男を抱きかかえて逃げた。クマはしばらく追ってきたが、振り返るといなくなっ
JR嵯峨嵐山駅から徒歩で15分ほど、閑静な住宅街にカフェやレストランが立ち並ぶこのエリアに、カフェAは店舗を構える。人気観光地の『渡月橋』や『嵐山竹林の小径』なども近く、平日でも多くの観光客で賑わう一帯だ。 【写真】中国人系オーナーの喫茶店で実際に出されているカフェのメニュー。シャトレーゼHPの写真をそのまま使用している疑惑も しかし、この店には半年ほど前からある“疑惑の目”が向けられている。 「あそこのカフェは、シャトレーゼで買ったケーキをそのまま提供していると評判ですよ。しかも、直営店での販売価格より高い値段で。Googleマップにも、シャトレーゼのケーキと冷凍ピザをそのまま提供している店というユーザーからのクチコミが多く投稿されています」(観光客) シャトレーゼといえば、山梨県甲府市に本社を置き、ケーキをはじめとする洋菓子やアイス、和菓子、それにピザなどの冷凍食品を販売する食品メーカ
完治の見込みがない難病と闘い続ける日本人女性・くらんけさん(仮名、当時30)は、安楽死するためにスイスにやってきた。これまで抱えてきた心のうちを医師に明かした。 【画像をみる】「死にたい」娘のエゴ、「生きてほしい」親のエゴ 涙ながらに口に入れた致死薬 「私が死にたい気持ちを優先するのがエゴなのか、生きてくれと頼む両親の気持ちがエゴなのか。その狭間でずっと悩んできました。しかし、私は死にたいのです」 全身全霊をかけて闘病生活を支えた両親は、安楽死に強く反対していた。そんな両親を説得したくらんけさんは、医師から処方されたコップに入った致死薬入りの液体を、ストローで吸い込んだ。口の中で強い苦みが広がっていく。 「やっと楽になれる」 傍らでは父親が娘の手をぎゅっと握り、目を真っ赤にしながらもその最期を見届けようとしていた。 記者である私の目の前で、1人の若い女性が自らの意思で命を終えようとしている
全国の中高生を対象にした発明コンクール「自由すぎる研究EXPO」で岡山市の女子高校生が最多となる5つの金賞を受賞しました。考案したのは「納豆を片手で食べられる道具」です。一体なぜそのような道具を?そこにはある熱い思いがありました。 【写真を見る】“納豆を片手で食べられる道具”を開発し5つの金賞を獲得した女子高校生の願い「あきらめなくていい世界を」【岡山】 「納豆を片手で食べる」…? (松村みなみ記者) 「納豆を片手で食べることができるのか、試してみます。まずは、タレ」 (タレの袋を口で切ろうとするが、こぼれる) 「あっ、服が汚れてしまいました」 タレやからしの袋を開けたり箸で混ぜたり…。片手で納豆を食べることは簡単ではありません。 しかしそれを実現できる道具を発明したのが岡山県立操山高校の3年生、原深唯さんです。 先月審査が行われた全国の中高生が対象の発明コンクールで今回最多となる5つの金
岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選が12日に告示され、過去最多の9氏が27日投開票に向けた15日間の選挙戦がスタートした。 【写真】世良公則とともにドラムセットに座ってノリノリの高市早苗氏 この日は、党本部で所見発表演説会が行われ、高市早苗経済安保相(63)は演説の中で、議員の“手取り”について言及した。 政治資金の透明化について語る中で、政党交付金に触れるなどし、「それぞれが4000万円の政党交付金をすべて受け取っているわけじゃありませんよね。ごく一部が交付されますけれども、ただ十分に最低限の政治活動をすると、パーティーなどを開かずにするというにはちょっと足りない。それが現実だと思います」と説明。 そのうえで「多くの方々から言われます。“国会議員はたくさん歳費をもらっていて、ええ生活してるんやろ”って言われます。でも大方の同僚議員の皆さまは、たいがい手取り30万円台だと思います。少な
今も続く書店の減少と一方で、それに抗する動き 次第に社会的関心が広がりつつあるとはいえ、「街の書店が消えてゆく」流れはまだ止まっていない。 ただ、このところ、新聞やテレビがこの問題を大きく報じるようになってから、それに対抗する動きも拡大しつつある。 ひとつ大事な点は、市民や自治体が支える体制を作ることで街の書店を存続させるということだ。本を入手する利便性などではネット書店にも優位性があるが、街のリアル書店は、単にそれだけではない、地域の文化的拠点としての側面も持っている。そうした機能に、住民がどれだけ自覚的になれるかは、書店再生のための大きな要素だ。 しかし、そうはいっても、街の書店が存続の危機にさらされている現実はある。続けたいとは思うが、経営的に成り立たないという書店も少なくない。 そうした状況をどうやって変えていくか。個々の書店の取り組みだけでなく、もっと大きな構造的改革が必要ではな
「バンド音楽の楽譜模倣、サイト公開に賠償命令…東京高裁判決”労力にただ乗り”」というニュース(読売新聞)がありました。この判決には多くの知財関係者から注目が集まっているものと思います。現時点では、判決文は裁判所のウェブサイトに掲載されていません。掲載された時点で直ちに解説記事を書くことをお約束しますが、本記事では、なぜこの判決に大きな注目が集まっているのかを中心に背景情報を解説します。 事案の概要冒頭の読売新聞の記事は正確に書かれていると思いますが、見出しは情報が圧縮されており微妙に誤解している人もいると思います。念のため、再説明します。 この裁判の原告であるフェアリー社は、J-Pop等の楽曲のコピー譜(バンドスコア)を有償販売しています。JASRACから著作権の許諾を得ている正当なビジネスです。耳コピーによるバンドスコアの作成は結構な手間を要しますので、アマチュアのバンド等にとっては大変
解雇規制の緩和を公約に掲げる小泉氏 自民党の総裁選が行われることが決まり、続々と候補者が記者会見しています。 9月6日には有力候補と目されている小泉進次郎氏が立候補の記者会見を開いたそうで、多くの報道がなされました。 その中で、総裁選の公約としてどうしても見逃せないものがありました。 小泉氏は6日の出馬会見で、大企業の解雇ルールを見直すことで人材の流動性を高めると強調。「不退転の覚悟で来年には国会に法案を提出する」とまで踏み込んだ。具体的には解雇が認められる要件を変更。企業は解雇に踏み切る前に希望退職者の募集や配置転換の努力をすることが義務付けられているが、これを大企業に限って撤廃し、代わりにリスキリングや再就職支援を課すとした。 解雇規制の緩和、反対強く 総裁選候補が政策打ち出す(共同通信) 実際に話した内容はこちら 実際にどのような言い方をしているのか、調べてみますと、次のように述べ
政府が情報管理の効率化のために整備する「ガバメントクラウド」。省庁、自治体が個別運用してきた管理システムを、クラウド上の共通サービスに移し2025年度までに運用経費を20年度比で3割減らす目標だ。しかし、これがなかなかうまくいってない。なぜなのか。元経済誌プレジデント編集長と作家の小倉健一氏が解説する。全3回の第1回目。 【動画】独占インタビュー“自民党のドン”茂木敏充幹事長「私が総理大臣になったら、日本こう変えたい」 経費削減のはずが「移行前の2~4倍のコストに!?」 2025年度末までに、全国1741の自治体が業務システムを標準化する「自治体システム標準化」が進められている。デジタル庁が整備している「ガバメントクラウド」を活用することで、システムの運用コストを下げることを目指しているが、実際にはいくつかの自治体で、移行前の2~4倍にコストが跳ね上がるという試算や見積もりが出ており、困っ
全国的なコメ不足と価格高騰のなか、米作農家の倒産や廃業に歯止めがかからない。2024年1-8月に発生した米作農業(コメ農家)の倒産(負債1000万円以上、法的整理)が6件、休廃業・解散(廃業)が28件発生し、計34件が生産現場から消滅した。倒産・廃業の件数は23年通年の件数(35件)を大幅に上回り年間最多が確実で、初の年間40件台到達も想定される。 主食用のコメを生産するコメ農家で倒産や廃業が相次ぐ背景には、生産コストの上昇と深刻な後継者・就農者不足があげられる。農林水産省の調査によると、2023年における農業に必要な生産資材の価格は、20年平均に比べて1.2倍に上昇した。なかでも、原料の多くを輸入に頼る肥料は1.5倍、ガソリン・軽油などの値上がりで光熱動力費は1.2倍、農業薬剤は1.1倍と、主な資材のほとんどが値上がりした。 他方で、国内の主食用米の消費量減少などを背景に販売価格への転嫁
「刑務所は衣食住があたりまえであり、友人も仕事も娯楽も全て用意してもらえる。社会ではこれらを得るために努力しないといけないのだ」。新幹線殺傷事件を起こした無期懲役囚の小島一朗から届いた手紙にはそう書かれていた(弁護士ドットコムニュース撮影) 多くは人の命を奪う重大な事件を起こしながら、刑が確定した後は社会から忘れ去られていく無期懲役囚。期限のない刑罰によって、人間はどう変わり、どう変わらないのか。 【国内最長レベル】64年も刑務所にいた91歳の元殺人犯 現在も服役している受刑者には、あえて無期懲役を狙って事件を起こし刑務所での生活を「とても幸せ」と表現する若者や、「有期刑なら深い反省はなかった」と考えを改め仮釈放の機会を自ら放棄した者など、様々な人がいる。彼らと手紙をやり取りする中で、無期懲役という刑罰の限界が見えてきた。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く