自民党本部に離党届を提出し、来夏の参院福岡選挙区(改選数2)に無所属で出馬する意向を示した吉村剛太郎氏(70)。30日、福岡市で開いた会見では、公認決定過程への不満にとどまらず、党県連への“恨み節”を展開しながら、自らの行動に理解を求めた。 吉村氏は「小泉政権ごろから考え方、理念的にも私と距離感があるかなあと思っていた」と話し、県連に対しては「衆院選惨敗の責任を幹部が誰も取っていない。県連は全部県議。本当にこれでいいのかと思っている人はかなりいる。表に出てこないだけ」と批判した。また県連が大家敏志県議を党本部に公認申請した経緯にも「現職優先なんて言わないが、公開で議論する必要があった。若ければいいというわけではない」と不満を連ねた。 参院選が保守分裂選挙になる可能性については「僕は良識ある保守層に訴えていく。保守本流の政治を再構築したい。(自民党と)足の引っ張り合いにはならない」と違いを強
予備選で山辺氏に圧勝 来年夏の参院選富山選挙区(改選数1)の候補者を決める自民党県連の予備選が20日、開票され、前参院議員の野上浩太郎氏(42)=富山市=が、県議の山辺美嗣氏(57)=南砺市=を大差で破った。県連は同日の総務会で野上氏の擁立を決定し、21日にも党本部へ公認申請する。週内にも公認が正式に決まる。 投票権を持つ党員・党友は3万5934人で、投票者数は1万8780人に上り、投票率は52・26%と目標の50%を上回った。野上氏は1万4835票、山辺氏は3884票を獲得した。無効は61票だった。 野上氏は「厳しい戦いになるが、今の政権は日本の針路を示せない状況にある。地方から国を立て直す政治を、富山から始めたい」と決意を述べた。敗れた山辺氏は、「やぐらの一つになり、勝利に向かってがんばることをお誓い申し上げる」と、協力する姿勢を強調した。 初めての予備選について長勢甚遠県連会
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く