中国 習主席 欧米各国のロシア制裁に反対 独仏首脳との会談で | NHK
中国の習近平国家主席は8日、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相とオンライン形式で会談し、ウクライナ情勢について「沈痛な思いだ」と述べたうえで事態の打開に向けて国際社会とともに積極的な役割を果たしていく考えを示しました。 中国外務省によりますと、フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相は、ウクライナ情勢について「ヨーロッパは第2次世界大戦以来最も深刻な危機に直面している」としたうえで、事態の打開に向けて中国側との協調を強化したいと述べたということです。 これに対し習主席は「情勢は憂慮すべきもので、ヨーロッパ大陸で戦いが再燃していることには沈痛な思いだ」と述べたうえで「緊張がエスカレートし、コントロールできなくなるのを防ぐことが急務だ」と強調しました。 そして「中国はフランスやドイツが仲裁の努力を行っていることを称賛しており、両国などと協調しながら、関係国の必要に応じて国際社
ウクライナ危機で「火に油」注ぐな、中国外相が各国に促す
中国の王毅外相は７日、開会中の全国人民代表大会（全人代、国会に相当）に合わせて記者会見し、ウクライナ危機を巡り「火に油」を注がないよう関係各国に促した。対話促進で役割を果たし、ロシアとウクライナの対立がさらに激しくならないように取り組む考えを示した。 王外相は中国がウクライナに人道支援を近く提供すると説明。また、「平和に向けた対話を促進する建設的な役割を今後も果たし、必要とされる仲介を行う必要がある時には国際社会と協力する用意がある」と表明。ウクライナとロシア間の仲介に乗り出すのかは明確にしなかった。 王外相は中国がなぜロシアのプーチン政権の行動が侵略に当たるとまだ認めないのか、中国がロシアへの非難を避け続ければ世界的な評判を損ねるのではないかとの質問に答えた。 また、王外相は台湾について、「中国の不可分の領土」だと主張。「ウクライナ問題では主権の原則を強調する一方、台湾問題では中国の主権
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中国は一方的な制裁に反対、国際安全保障の指針提唱へ＝習主席
中国、ウクライナに人道支援へ 対ロ関係「揺るぎない」と王外相
