2月2日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は閣僚級会合で、3月も現行の増産ペースを維持することで合意した。複数の関係筋が明らかにした。写真は2010年3月、ウィーンで撮影(2022年 ロイター/Heinz-Peter Bader) [ロンドン 2日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は2日に開いた閣僚級会合で、3月も現行の増産ペースを維持することで合意した。複数の関係筋が明らかにした。 世界経済がパンデミック(世界的大流行)から回復する中、米国やインドなどが一段の増産を呼び掛けていたが、OPECプラスは毎月日量40万バレルずつ協調減産幅を縮小するこれまでの方針を維持することを決定。原油価格の上昇は、消費国が環境に優しいエネルギーにシフトする中で化石燃料に対する十分な投資を確保で