リビア石油省は、操業を停止していた複数の油田の生産が今後数日以内に再開される見通しだとフェイスブックへの投稿で明らかにした。 リビア石油省は、操業を停止した油田地帯の部族指導者らと協議しており、合意が近いと説明した。 リビア国営石油会社(NOC)はこれより先、北西部の港湾都市ザーウィヤでの武力衝突により複数の貯蔵タンクに被害が出たとしていた。 NOCは23日遅くの発表資料で、「石油派生物のタンクや他の複数のタンクを含む29カ所が被害を受ける状況が初期評価で示された」と公表した。リビア最大のシャララ油田から産出する原油の積み出し港であるザーウィヤで、輸出向け貯蔵タンクに被害が出たかどうか詳細は明らかにしていない。