【ニューヨーク=斉藤雄太】米連邦準備理事会(FRB)が高インフレの抑制に向け、金融引き締めに着手した。16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では2022年に計7回の利上げに動く見通しを示した。毎会合ごとの連続利上げとなれば04~06年以来だ。パウエルFRB議長は堅調な米景気や雇用を崩さずに物価を下げる「軟着陸」に自信をみせるが、金融市場では懐疑的な見方もくすぶる。ロシアのウクライナ侵攻により
3月に開催される次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが開始されることは、ほぼ確実な情勢である。上野泰也氏のコラム。写真は米首都ワシントンのFRB本部。2015年9月撮影(2022年 ロイター/Kevin Lamarque) [東京 24日] - 3月に開催される次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが開始されることは、ほぼ確実な情勢である。市場の関心は、最初の一手が通常の0.25%ポイントなのか、それとも0.5%ポイントなのかに集まっており、どちらを織り込むのかで金利先物は日々揺らいでいる。 議長、副議長とともに米連邦準備理事会(FRB)の指導部の1人に数えられており、金融市場調節の実行部隊の長でもあるウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁は2月18日に「経済情勢は堅調で、インフレが長期目標の2%を大きく上回る中、着実にフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを一段と正
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