韓国外交通商省は26日、パリの経済協力開発機構(OECD)本部で25日に開かれた会議で、発展途上国に対する援助拡大などを目的とするOECD開発援助委員会(DAC)への韓国加入が決まったと発表した。 同省などによると、韓国は24番目のメンバーで、アジアでは日本に次ぎ2番目。李明博政権は将来のエネルギー・資源確保も念頭に、アフリカ地域に対する政府開発援助(ODA)の重点配分を進めていく方針。 李大統領は政権発足当初から国際貢献の一環としてODA拡大を国際社会に表明しており、2008年の国民総所得(GNI)比0・09%を15年までに0・25%に引き上げる計画。このうち対アフリカ援助は12年までに08年比で倍増させる考えだ。韓国大統領府によると、李大統領は来年のアフリカ歴訪を検討している。(共同)