フォーメーション:マルセル・ビエルサ監督も納得するよう、3-3-1-3を採用。 GK イケル・カシージャス(スペイン) 優勝チームのキャプテンは、素晴らしい記録をつくり上げた。大会を通じて、2失点しかしなかったのだ。スイス戦とチリ戦でゴールを許したが、決勝トーナメントに入ってからは全試合でクリーンシートを保った。パラグアイ戦では、PKをセーブしてもいる。準決勝のドイツ戦、決勝のオランダ戦でも、決定的なせービングを披露した。 DF セルヒオ・ラモス(スペイン) この大会を見た後では、なぜレアル・マドリーがマイコンを欲しがったのか理解しかねる。大会をとおしてソリッドな守備を続け、特筆すべき集中力を見せていた。前線の右サイドが機能していないときには、果敢に前へ出てサポートした。 ジョン・メンサー(ガーナ) ブラックスターズは、GKの前に強固な壁を築いた。キャプテンのメンサーは「ロック(岩)」とい