前回の万年筆に続くものといえば、当然その良き相棒=インクを語らずにはいられない! ここ数年、メーカーやブランドの内外を問わず、淡いピンク、蛍光イエロー、はてまた金粉入りなどなど、従来の常識を覆す色味のインクが続々と発売されている。さらには、そのようなものを使いたいがために万年筆「も」次々購入してしまう、つまりこれまでとは買う順番が逆のユーザー層まで出現し、万年筆の復権やユーザー層の拡大に結び付いている。 これはとても喜ばしいことなのだが、だからこそ従来から当たり前にあるインクの色味も、同様に愉しんでほしいなぁとも思ったりも……。例えば、かつて万年筆のインクでは最もポピュラーだった「ブルーブラック」。この色感が、各メーカーで昔も今も実に微妙に、しかし決定的に異なるからなのだ。 今回はその、まさに重箱の隅をつついたような違いの世界を、新旧の特徴の強いものを中心にご堪能いただきたい。 なお、「ブ
自分はLAMYのsafariを使っております。「愛用している」と言える程にガリガリ書きまくっている訳でもありませんのでここは控えめに使っているという程度にしておきますw。 「どうも文具自体が嫌いではない、むしろ好きみたい」となんとなく意識してから、ある段階で欲しくなったのですが、どこか自分には無用の道具に思えていた感のあった万年筆。それをグッと身近なモノと認識させてくれたのがコノsafariなのです。 購入を決定付けたのが2010年限定の30thジャパンリミテッド。白地に赤がドストライクな自分がほうっておく訳もなく、1も2もなく購入した次第であります。…金銭的に少し余裕が持てる身分に成れたというタイミングも大きいのですがね。 今は1枚目のフォトの2011年限定色のターコイズと2本所有しております。ターコイズにはターコイズのインクカードリッジをセットしております。 そしてこの度、分解大好きの
ペン先ひっこぬく。カクノとペン習字ペン分解してみました。よく似てる。気持ちペン習字ペンの方が細いかなーって気がするけど(わずかに)。これでにこいちしましょーよ。 ポイントは軸の三角形の頂点にニブ側のくぼみをしっかりあわせること。三角軸なので正しい位置でつけないと持ちにくくなります。 これでおしまい。カクノEFのできあがりです。にっこりまーくないけどねーーーーー。 MとFとEF(M、Fはカクノ。EFはペン習字ペンのペン先)で書いてみました。EFはほんとに細いですよ。この細さは国産万年筆ならではです。海外メーカーでこの細さはなかなかないと思う。英語圏は漢字もないもんね。ってかカクノほんとに書き心地いいなー。Fでも結構滑らか書き味。 アップ。細いです。ただ、この辺は入れるインクや書く紙なんかでけっこう状況は変わってくるとは思いますけれども。 EFまでなるとさすがにカリカリ書いてる感じがします。ち
パイロットのペン習字ペン、透明軸のEFです。 →パイロット ペン習字ペン 万年筆 (こまもの本舗) (1)首軸 ペン習字ペンには、サファリなどのように、首軸に正しい持ち方用の凹みが二つつけられています。親指と人差し指を凹みにあてがって使います。 「自分の万年筆の持ち方がヘンだから、矯正したい」という人なら、これを使って矯正するのも一つの手かと思います。 (2)ペン先、書き味 ペン習字ペンは、名前通りにペン習字に使うのに適した万年筆です。止めや払いなどをしっかり書けるよう、EFという極細字のみがラインナップされています。国産のF字でも太いと感じる極細字好きにとっては、最適の万年筆と言えます。 ただ、極細字が書ける代わりに、書き味はカリカリです。これは仕方がありません。ペン先が硬いイリジウムである上に、それが極小の大きさしかないわけですから、どうしても針で引っかいているような書き味になってしま
LAMYサファリを使い始めて半年くらいたった頃だ。私は誤ってLAMYサファリを 落としてしまい、ペン先を傷めてしまった。傷めたペン先からは、細々としか インクが出なくなってしまったのだ。 既にLAMYサファリ無しでは、頭の回転が3割がた鈍くなるという、強度のLAMYサファリ 依存症になっていて、ペンの筐体がシルバーなのでジョン・シルバー号という名前 まで付けて愛用していた私は、そのジョン・シルバーを治療すべく、あらゆる手段を 模索した。 ラミーサファリは、簡単にペン先(ニブ:nib)が交換できる 無料のペンクリニックサービスに持ちこんでも、完全には直らず、とうとう、 このままでは仕事の能率が上がらないと判断するにいたって、新しく2本目の サファリを購入することにした。(2本目はブルーの筐体だったので、ブルータス号 という強そうな名前が付いている。・・裏切られそうな気もするが) 2本目のサフ
注文してたラミーサファリのニブが届きました! 今回購入させて頂いたのはトスネップさん。 2/22に注文、2/23に発送連絡メールが来て 到着したのは2/26でした。 普通郵便でしたので、こんな感じですかね。 貼ってあった切手が面白いです。 こういうの嬉しい。 手書きメッセージ付き。 丁寧だなーー!嬉しい。 今回はMニブとコンバーター注文しました。 すごく丁寧な梱包。 こちらコンバーター。 可愛いパッキンの袋に入ってました。 梱包を留めてるテープがどれも剥がしやすいように 折り目を付けてあったのも素晴らしい。 おかげで開けやすかったです。 くるまれていたぷちぷちを取ると 段ボール材でカバーしてあるケースが。 この中にMニブが入ってます。 小さいケース。2~3センチ四方くらい。 蓋を開けて、更にクッション材のスポンジをどけると ニブが姿を現します。 M Mにしては細め? 敢えてかぶせてあったス
【実録】書き味の良い万年筆のペン先調整方法。▼ラミーの万年筆のペン先を調整!自分にあったペン先で使いやすい万年筆に!▼書き味のよい万年筆▼スラスラ ヌラヌラ 字幅調整 イリジウム ラミーの万年筆のペン先素材はステンレス製。硬い感触。万年筆初心者や筆圧の高い人におすすめ ◆ ラミーの万年筆「サファリ」「アルスター」は、万年筆の入門用に最適なモデル。 この万年筆は、引きぬくだけでペン先を交換できます。 ペン先が単体(1000円以下)で販売されているので、 失敗を気にせずに自分好みのペン先に仕上げることが可能。 わたしは「ラッピングフィルム」(目の細かいヤスリ)を使って、ペン先を調整しています。 自分の書き癖に合った「書き味の良い万年筆」の味を知ってしまうと、もう手放せません! 以下、万年筆のペン先調整の方法を紹介します。 また、インクが乾燥してかすれたりインクフローが悪くなった場合の対処法も最
平成廿五年大晦日無事に終えようとしています。 きょうは、おおそうじでした。先ずは、布団を干し、ガラクタを潰して捨てて、掃除機と拭き掃除、窓を吹き拭き上げ、ほっとしたとき、わきに置いておいた紙の束。ぺらぺらとめくると万年筆の書き捨てでした。ほぼ一年で一抱えぐらいの重さになりました。これまで捨てに捨てれず洗濯機の横のジメジメした陰に置いていたのでした。 レシーフ・クリスタル ゴミになる M、クリスタルの黒 なかなかこの書き味はすきですが・・・・、ペン先は硬いですが、縦太横細に書けるので万年筆らしさがある古典的なペン先です。けっきょくは、フローが安定しないので長文には使えないため、折って店に返しました。 ラミー・サファリ 整形後に行方不明 初心者の定番、サファリーを買ったこともあったのでした。 ペン先を削りフォルカンタイプにしてみたラミー めちゃくちゃ滑らかになり、いっけんエラボの線質と
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プレラとカクノを比較するとプレラのほうが一段上のなめらかさでした。 (プレラは全く手をいれてません) ちなみにF-mineが一番良かったのですが、写真のF-Mineは研磨や 調整等、手をいれているので参考にはならいです・・・(汗) ノーマルのF-Mineはニブに安っぽい金メッキがされています。 研磨して剥ぎましたが、はるかにキレイになり高級感アップ!結果オーライ♪ でもノーマル状態だったF-Mineも良かったです。これも千円程度で入手できるので 万年筆としては強力なライバルですが、如何せんPILOTのKakunoとOHTOの F-Mineじゃ世間での知名度がまるで・・・ 追記:ツッコミがあり確認した所、現在はF-Mineは入手困難なようです。 次に分解してみます。
万年筆とは 万年筆のペン先は使い込むほどに自分の書き方に馴染んで、なめらかに使いやすくなっていきます。 そして、使い続けた万年筆は自分だけにあった1本へと成長します。 万年筆はただ文字を書くだけでなく成長も楽しめる筆記具です。 そんな自分にあったペン先で、好みのインクの滲みや濃淡を楽しみながら文字を書くひとときは、パソコンやボールペンを使って過ごす日常とは少し違った世界を楽しむことができます。ただ、他の筆記具と違い万年筆はこまめなお手入れや洗浄など使い方に気を使う事が多そうなイメージがあるためどちらかというと敬遠されがちな筆記具でもあります。 確かに万年筆はインクの付け替えや保管などいくつかの注意点がありますが、逆に一生懸命手をかけながら育てる万年筆ほど愛着のある1本となり、自分の書きグセを覚えて育ちながら手に馴染んでいきます。 万年筆はそのメーカーによっても書き味が全然違います。 日本の
万年筆を使っていると、突然書けなくなる事がたまにあります。 ところが、胴軸を開けてみるとインクは半分以上入っています。 が、インクが後ろ側で止まったままで、首軸方面は空の状態。 これがいわゆる棚吊りと呼ばれているモノです。 コンバーターなどに多いですね。 私が経験しているものでは、1つのコンバーターのみ(^^; パイロットのCON50と呼ばれているもの。 どうも素材によるのでしょうか? そこで、多くの方がやっていると思いますが、私の例を。 用意するモノ。 不要になったプラチナのカートリッジ。 もしくは、プラチナのカートリッジに近い大きさのベアリング(鉄玉です) 棚吊りしやすいコンバーター。 注:ヨーロッパタイプの場合口が小さすぎて使えませんので悪しからず。 国産のものでしたら、セーラーとパイロットは可能です。 本家プラチナは口が小さいので、できません。 単純にプラチナのカートリッジから持っ
物欲にまみれたにしふなばし ここは文房具(主に万年筆)に手を出しすぎて、身を持ち崩していく「にしふなばし」の、日々の記録です。Web開発の話も少々混じります。 どうもこんにちは。最近はヤフオクで安く出ている万年筆を漁るのが日課になっているにしふなばしです|-`) 朝夕問わず張り付いているおかげか、何件か成果は出ているんですけれど、さすがに安いだけあってどれも適当な状態のものが多いですね。カートリッジがささったままの状態で届いたりとか、ほんと万年筆を使う気があるのかと思ったりします(´・ω・) まぁそういうぞんざいな扱いのお陰で安く落とせるのでむしろありがたいんですけどね。意外と使用感のないものが多いので、掃除すると結構ピカピカになります。そんなキレイな状態にまで戻してやった!という感覚がどうにもたまらなくて、分解して掃除することが多くなったのですが、これが結構楽しくてww 今回紹介する「エ
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