大正時代に来日したフランス航空教育団を率いたフォール大佐の胸像=埼玉県所沢市の所沢航空記念公園で2023年7月28日午前9時2分、松浦吉剛撮影 航空自衛隊との共同訓練のため初来日したフランス空軍の主力戦闘機ラファールが28日、埼玉県所沢市の所沢航空記念公園の上空を飛行した。かつてこの地にあった所沢飛行場では約100年前、来日したフランスの技術者が航空技術の指導をした歴史がある。日仏の防衛交流にゆかりがある場所でのフライトに、関係者は両国の連携の発展を願った。 午前11時ごろ、空自のF2戦闘機に続き、ラファール2機が晴れ渡る青空に姿を見せると、公園に集まった大勢の航空ファンたちが一斉にカメラを向けた。計8機の飛行が終わると、見守った人たちから温かい拍手が広がった。