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適訳に関するpete0415のブックマーク (6)

  • 社説:原発事故から6年 巨大な負債との闘いだ | 毎日新聞

    東京電力福島第1原発の過酷事故からまもなく6年がたつ。この月日を象徴するのは、飯舘村などに一斉に出される避難指示の解除、そして2号機で初めて垣間見えた「溶融核燃料」らしきものの姿だろう。 いつ帰れるともしれない故郷、どのような様相を呈しているのか見当もつかない原子炉内部。ついこの間までの状況を思えば、表面的には「一歩前進」かもしれない。 しかし、冷静に考えるなら、原発事故がいかに多くのものを人々から奪ってきたか、何十年も続く復興や廃炉の道のりがいかに厳しいかを示す象徴であることは間違いない。 遠く困難な廃炉への道 福島第1原発の構内を訪れると、廃炉作業の困難さをひしひしと感じる。全面マスクが必要なエリアは大幅に減り、労働環境は改善したとはいえ、廃炉に欠かせない難関である「溶融燃料の回収」がクリアできるめどはまったく立たない。 サソリ型ロボットで2号機の原子炉直下まで調査する先月の試みは、通

    社説:原発事故から6年 巨大な負債との闘いだ | 毎日新聞
  • 社説:トランプ大統領 なぜ批判を封じるのか | 毎日新聞

    おぞましいほど露骨なメディア選別と言わざるをえない。 米ホワイトハウスの24日の定例記者会見が懇談に変わり、ニューヨーク・タイムズやCNNなど少なくとも10の報道機関が締め出された。 CNNなどが報道への報復だと反発し、ホワイトハウス記者会が抗議声明を発表したのは当然である。一般にギャグル(ガチョウの群れの意)と呼ばれる懇談は、もともと閉鎖的なものではないはずだ。 その数時間前、トランプ大統領は保守系団体の集会で「フェイク(偽)ニュースは人々の敵だ」と演説した。ニューヨーク・タイムズやCNNなどを念頭に置いた発言だろう。 両メディアは昨年の大統領選中にトランプ陣営幹部がロシア情報当局者と頻繁に連絡を取っていたなどと報じた。こうした報道と懇談締め出しを関連付けるのは当然である。 しかも大統領は演説で、報道する場合は情報源を明かすべきだという趣旨の発言もした。報道の自由を重んじてきた米国で、こ

    社説:トランプ大統領 なぜ批判を封じるのか | 毎日新聞
  • 社説:日米首脳会談 厚遇の次に待つものは | 毎日新聞

    「米国第一」を唱え国際協調に背を向けかねないトランプ米大統領とどういう日米関係を築いていくか、日外交の難しい挑戦が始まった。 安倍晋三首相がワシントンを訪れ、トランプ氏の就任後初めての会談を行った。 自由貿易や日米同盟の重要性が再確認され、沖縄県・尖閣諸島が米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象であることが共同声明に明記された。 日側は、これまでのトランプ氏の発言から不安がぬぐえなかったが、両国関係は順調に滑り出したように見える。 日を満足させた声明 経済と安全保障の二つが中心議題になったが、懸念されたのが経済分野だった。 日米経済について、共同声明は「自由で公正な貿易のルールに基づいて、日米と地域の経済関係を強化する」とうたった。 焦点の自動車問題について、首相は日企業の現地生産と雇用創出の実績を説明し、トランプ氏は米国への投資を歓迎した。日側が心配していた

    社説:日米首脳会談 厚遇の次に待つものは | 毎日新聞
  • 社説:歴史の転機 日本の針路は 世界とつながってこそ | 毎日新聞

    私たちは歴史の曲がり角に立っている。明日の世界は、昨日までとは異なっているかもしれない。 そんな思いにとらわれる新年だ。 理念よりも損得というトランプ氏がいよいよ米大統領に就任する。 時代の変化は周辺部で始まり、想像を超えて中心部に及ぶことがある。1989年11月にベルリンの壁が壊された時、どれだけの人が2年後のソ連崩壊を予測できたろう。 今回は初めから国際秩序の中枢が舞台だ。冷戦の終結に匹敵する大波が生まれても不思議ではない。 資と民主主義の衝突 トランプ氏の勝利と、それに先立つ英国の欧州連合(EU)離脱決定は、ヒトやカネの自由な行き来に対する大衆の逆襲だ。グローバルな資の論理と、民主主義の衝突と言い換えることもできるだろう。 フランスの経済学者ジャック・アタリ氏は「21世紀の歴史」(2006年)で、歴史を動かしてきたのはマネーの威力だと指摘した。 その法則を21世紀に当てはめると、

    社説:歴史の転機 日本の針路は 世界とつながってこそ | 毎日新聞
  • 社説:国際学力テスト 基礎になる豊かな言葉 | 毎日新聞

    学校教育の転換期に有用な警鐘の一つと受け止めたい。 経済協力開発機構(OECD)の2015年の学習到達度調査(PISA)で、日の「読解力」が前回4位から8位に落ちた。 一方、他の2分野、「科学的応用力」は4位から2位へ、「数学的応用力」は7位から5位へ上昇した。 テストは3年ごとに無作為抽出の15歳を対象に3分野で行われる。暗記知識ではなく、応用的な力を見る。今回は72カ国・地域が参加した。 PISAと日教育政策には因縁がある。03年調査で読解力が14位と急落、「ゆとり教育」が原因と批判され、課程の見直し、全国学力テスト復活につながった。「PISAショック」である。 文部科学省は、2分野の上昇は授業時間増加など「脱ゆとり」課程の成果とする。読解力の成績低落については「今回導入されたコンピューター利用の出題・解答方式に不慣れなのが一因」と推論するとともに、まとまった長文を読み解き、自分

    社説:国際学力テスト 基礎になる豊かな言葉 | 毎日新聞
  • 土記:九電やるじゃない=青野由利 | 毎日新聞

    <do−ki> 九州電力が「隠れた」技術力の高さを示したらしい。原発ではなく、再生可能エネルギーの話だ。 太陽光や風力は「お天気まかせで出力が変わるので大量に導入すると停電する」「調整には高いコストがかかる」と厄介者扱いされ続けてきた。九州で太陽光発電の新規事業が急増した2014年9月には、九電が新たな接続契約を一時保留、「九電ショック」と呼ばれたほどだ。 ところが今年5月には需給をうまく調整し、再生エネをたくさん導入していた。といっても、これを「成果」として広報したのは九電ではなく、環境NGOのWWFジャパン。注目したのは九電が7月に公表した「優先給電ルール」のプレスリリースだ。

    土記:九電やるじゃない=青野由利 | 毎日新聞
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