8月7日付から14日付まで7回連載した終戦企画「引き揚げ」には多くの反響が寄せられた。軍人・民間人合わせて600万人が海外から引き揚げたこともあり、同じような体験をしたというものもあったが、60代の女性からは「家族の元に帰ろう」を読んで「家族とは何かがわかったような気がしました。戦場の兵士も家族がいる。日本で父母が待っているのです。家族はなにものにも代え難いものです」との声をいただいた。きょう15日は終戦の日。(将口泰浩) 「収容所脱走」については「私もビルマ(現ミャンマー)の収容所にいましたが、現地の人たちがみんな親切で、国民性でしょうか。当時、冗談でビルマにずっといてもいいなという者もいたほどで、本当に『ビルマの竪琴』と同じような光景でした。収容所を抜け出した人たちの心境はわかります」と80代の男性。同様に白骨街道をタイまで敗走した90代男性も「現地の人たちの食べ物をわけてもらいながら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く