いよいよ日本でも出荷の始まるAmazonの電子書籍端末「Kindle」。iPhone/iPad等のアプリを通じて「電子書籍フォーマットとしてのKindle」自体は既に読まれている方も多いと思いますが、ついに端末も上陸するということで、日本でどこまで普及するか興味深いところです。 そして電子書籍プラットフォームとしてのKindleが普及した場合、どうしても気になるのが関連サービスである「Kindle Direct Publishing(KDP)」。その名の通り、個人でも(出版社等を通じずに)Kindleフォーマットの電子書籍が出版でき、さらにAmazon上で販売もできる!というサービスです。これは乗るしかない、このビッグウェーブにということで、僕も一通りKDPを体験してみました。以下、簡単ですがまとめです。 1. ネタを選ぶ ここは一番楽しいところですね。何しろ「こんなテーマで書きたいんです
昨日より、日本でもAmazon Kindleによる電子書籍販売が開始しました。 私は、以前からKindle Direct Publishingを利用して英訳電子書籍を販売していましたが、今回のKindle日本上陸によって変わったことを紹介します。 読者側での「混乱」 米国Amazon(amazon.com)と日本Amazon(amazon.co.jp)は、別サイトであり、個別に同じ情報で登録したとしても別アカウントであるのと同じ状況になります。 これまで、日本国内でKindleが利用できないため、米国Amazonを利用してKindleによる電子書籍を楽しんでいた日本ユーザが数多くいました。 そういった背景もあり、米国Amazon(amazon.com)で電子書籍を購入していたユーザが、日本のアカウントを使うときに注意すべきことなどがネット上で話題になっています。 ITmedia : Kin
Amazonは、第2世代「Kindle Fire」を2012年夏に発表し、発表イベントを米国時間7月31日に開催する予定であるという情報を、米CNETが信頼できる情報筋から入手した。 日時は確認できていないが、新しいKindleが近々発売されるといううわさはかなり多く出回っている。最も新しいものでは、DigiTimesが、Amazonは「第3四半期初頭に」、1280×800ピクセルというこれまでよりも高い解像度のディスプレイを搭載する新しい199ドルの7インチタブレットの「発売を検討中」であると報じている。 DigiTimesの同記事では、「上流工程のサプライチェーン」というお馴染みの情報筋らの話として、Amazonが現行のKindle Fireの価格を149ドルに引き下げる予定だと述べている。また同記事では、長い間うわさになっているAmazonのより大きなタブレットはいまだ保留中だが、照
■ 今日のAmazonの発表で一番すごいのは「Kindleのメモリを2GBに減らした」こと いやぁ、今日発表になった新しいKindle、いいよねぇ。カワイイ。これは欲しいわ。 えっ? Kindle TouchでもKindle Fireでもない、無印Kindleなのかって? そりゃそうです。 ときどきKindleを持ってくるのを忘れて、仕方なくスマフォでmobiファイルを読むことがあるんだけど、タッチインタフェースで読書するというのは、けっこうストレスが溜まるのよ。なにしろ、「紙面」に常時指が乗っているわけで、指をどかさないと読めない部分があるってことだから。しかも電車で立って読んでる時に揺れたりすると、落とさないように端末をしっかり掴みたいけど、うっかり画面に触るとページがめくれちゃったりするわけで、何も考えずに「がしっ」と掴める現行Kindleは実にいいデザインだと思う。まぁ、たしかにあ
アマゾンは5月19日、4月1日以降、同社においてKindle書籍の売上が印刷本全部の合計を上回ったと発表した。105対100という比率だという。時間の問題とはみられていたが、怖ろしく速い。ベゾスCEOも、「印刷本で15年、E-Bookで4年足らず」という年数を強調している。リリースでは、この数字は大部分米国販売によるものだが、英国、フランス、ドイツでも「急速に紙の本に迫っている」こと、また最近出した「広告付114ドルKindle」が大成功だったと述べている。 相変わらず具体的な数字を伴わない「相対情報」だが、少なくとも嘘はない。米国でのアマゾンの印刷本シェアは約20%、E-Bookでは60~70%と推定されている。印刷本の売上が大きく落ちているという情報はないから上記の数字は、E-Bookの昨年末からの販売の勢いが落ちていないことを示していると考えられよう。リリースには、Kindleストア
ePUB3の正式リリースを前に大きなニュースが入ってきた。Good E-Readerブログのマイケル・コツ氏が5月18日に伝えたところによれば、アマゾンがePUBを受け容れる決定をしたようだ。すでに多くの出版社に対して(Mobiに限定せず)、EPUBフォーマットでの納品を受け容れることを通知したことを確認したという。iOS、AndroidのKindleアプリの対応を進めており、KindleリーダでもEPUBをフルサポートする。日本への影響も少なくない。EPUB日本語仕様をKindleが採用することを意味するからだ。 もともとデータ構造において親和性の高いEPUBとMobiなので、技術的には何の問題もない。現にEPUB/Mobi変換はCaribreのような無償ツールを使って出来る。しかしアマゾンのMobi/AZWには独自のDRMがあり、これが相互運用性を阻んできた。ベゾスCEOはAZWの「先
iPadの発売が目前に迫り、アップル・ファンとメディアは過熱するばかり。最大の注目点は、どうしても Kindle vs. iPad になってしまう。本誌はこれが「虚妄」に過ぎないと言ってきたが、米国でのプレビューに目を通した限り、そうした評価が広がりそうだ。今日のiPadは、明日のE-Readerのプロトタイプではあっても、今日のマーケットに影響を与えるものではない。ジョブズ氏はとうにご存じだが、問題は明日の市場を創造できるかどうかなのだ。 米国の電子出版コミュニティ・サイト digital book world (dbw) では、4月3日にリリースされる iPadのプレビューをE-Bookへの影響(つまりKindle vs. iPad)に絞ってダイジェストしている。アップルは特定のインフルエンサーに限定して巧みに情報をリークすることで有名だが、今回も発売前の製品の提供を受けた「選ばれた」
マンガは国際的なデジタルコンテンツ出版で最も期待される分野の一つだが、1月下旬にKindle Store初となる日本語マンガ「AOZORA Finder Rock(青空ファインダーロック)」を立ち上げた2人組の漫画ユニット「うめ」の小沢高広氏に山口真弘氏がインタビューしている。Kindle DTPへの登録、入稿原稿の準備、Kindleのメリットと課題、そしてビジネスモデル、作家と出版社の関係まで、ポイントが非常に明晰に語られている。とくに以下の小沢氏の言葉を「大同団結」されている方々は熟読していただきたい。 リンク記事 「Kindle初の日本語マンガはいかにして誕生したか―電子書籍出版秘話」 by 山口真弘,Business Media 誠、3/24/2010 「僕から出版社にお金を分配する未来―電子書籍出版秘話」 by 山口真弘,Business Media 誠、3/28/2010 「そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く