最近、インターネットを開いて、Twitterや、facebookのタイムラインで、「貧困」というワードを見ない日はありません。 日本は、成長を終えた成熟国家(衰退国家)なので、こういった貧困や、かつての平均的可処分所得を得ることが出来ない人が増えるのも当然で、それらが、見える化することも当然だといえます。 今日の記事では、そんな当たり前のように、所得水準が下がりつつある日本と、アジアの成長の象徴とも言えるようなシンガポールの、所得の差を、客観的に見つめ、世界での日本の立ち位置を考えるきっかけにしようという主旨です。 シンガポールが、どういった国かというと、過去にこんな記事も書いていますので、参考にしてみてください。 参考:シンガポールから見る、民主主義と資本主義の相性の悪さ 1965年に、マレーシアから追放される形で独立した、この国は、日本が高度経済成長期に入った頃でも、国際社会では目立つ