虐待された当事者や虐待をしてしまった親、子育てに悩む親たちの取材を続けている朝日新聞の「#ニュース4U」取材班。自身の体験などをコミックに描いている漫画家の菊池真理子さん(46)に話を聞いた。 自身の体験や当事者の傷、コミック化 子どもの人生を支配し、苦しめる「毒親」に育てられ、傷を負った人は、どう生きているんだろう――。 菊池さんは、親との関係に苦しんだ当事者10人に取材した内容と自分の体験を、コミック「毒親サバイバル」(KADOKAWA)で描いた。「傷を負って生きてきた人たちが、傷を負い続けないヒントとなるように」。そんな願いを込めたという。