2019年12月22日のブックマーク (1件)

  • 料理のできない妻が料理上手になって料理本を出すまで

    フィリピン人のピナちゃんは、来日するまで料理を作った事が無かった。 色々な材を買える裕福な生活ではなかったし、子供の頃から母親に連れられてタホ(豆腐のデザート)の移動販売を手伝ったり、親族のメイドやベビーシッターをして家計を支えていた。 高校を卒業してからも、母親の面倒を見るためすぐに働きはじめので、料理どころではなかったのである。 結婚を機に日で生活をするようになり、ピナちゃんは私をサポートしようと掃除やマッサージなど自分にできる事を頑張っていた。 だけど料理だけは経験がないので仕方がないのだけど、なかなかの苦行であった。 まだ日語が読めなかったので、固めるテンプルをホットケーキだと勘違いして、意図せず命を狙われたこともある(滝汗) ピナちゃんも料理が不味いと自覚していたのだろう。いつも申し訳なさそうな顔をして料理を出していた。 しかし頑張るピナちゃんの気持ちを踏みにじるわけには

    料理のできない妻が料理上手になって料理本を出すまで