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表現論に関するpinball-1973のブックマーク (20)

  • 宮崎駿は作家であり、僕は作家でなかった――富野由悠季氏、アニメを語る(前編)

    アニメ『機動戦士ガンダム』の監督として知られる富野由悠季氏が7月7日、東京・有楽町の日外国特派員協会に登場し、講演を行った。『機動戦士ガンダム』の放送30周年を機に招かれたもので、50人ほどの記者や一般参加者を前に、自らの半生や映画哲学などについて語った。 率直な語り口が特徴的な富野氏。今回もしばしばヒートアップしながら、30分ほどの講演と1時間ほどの質疑応答が行われた。前編では講演の内容を詳しくお伝えする。 50~60年前、僕が子どもの時代(富野氏は67歳)には、漫画と言われているものは基的にゴミ箱に毎日捨てられるようなものでした。また、アニメではなく漫画映画と言われているような特別なもの、ディズニーの長編漫画映画に代表されるようなものしかありませんでした。 それでも、長編漫画映画としてのディズニー作品だけは特別でした。僕が小学校の時代に学校のクラス単位で映画を見る時間があって、その

    宮崎駿は作家であり、僕は作家でなかった――富野由悠季氏、アニメを語る(前編)
  • ラーメンが松本人志

    会社のとなりのビルに新しいラーメン屋がオープンして、さっそくべに行ってみた。 はっきり言って、あまり美味しそうな店構えではないのだけれど、もし美味しければコンビニとすき屋ばかりのランチ生活に彩りが加わることになり、それはたいへんに幸せだし、仮にあんまり美味しくなかったとしても、それなりに月給をいただく身分なので700円くらいなら惜しくない。というか、もともとぼくの舌に設けられたハードルはすこぶる低くて、しかもそのハードルをくぐられようが、倒されようが、それはそれとしてゴクゴク飲み込めるという、ぼくはそんな体質の持ち主なのだ。 さて、そのラーメン屋で、一杯700円のラーメンに海苔増し、それに半ライスを注文した。しめて900円とちょっと。ランチとしては破格の金額だが、まぁ新たなご近所さんへのご祝儀的な意味もありつつ。腹も減ってたし。 で、出てきたラーメンスープをひと口すすり、麺を吸い、そこ

    ラーメンが松本人志
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/06/02
    あー、こういう日常から突然飛躍する評論好きだわ。小林信彦の「日本の喜劇人」で、藤山寛美の芝居を見た後にインド料理屋に入りビールを飲むシーンを思い出した。
  • Hatena ID

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    Hatena ID
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/04/17
    これだけ読み込んでもらって吉田玲子という人は幸せだな。
  • http://twitter.com/takawo/statuses/1401440871

    http://twitter.com/takawo/statuses/1401440871
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/03/28
    「広告はサラリーマンを楽しませている」と「サラリーマンに楽しんでもらえる広告を作る」では意識の持ち方が違う。上から目線でタダで楽しませてやってるじゃな。
  • 「およげ!たいやきくん」の世界 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    この「およげ!たいやきくん」は、日で最も売れたシングルレコード・CDとのことで、ギネスには455万枚と記録されていて、オリコンに記録されていないものも含めると推定500万枚以上とのこと。発売が1975年12月で、翌76年に大ヒット。このレコードは、確か私がはじめて買ったシングル盤でした。私が9歳のとき。 およげ!たいやきくん - YouTube この曲は、後半の歌詞が秀逸というかシュールというか、YouTubeのコメントでも「トラウマの曲だ!笑」とあって、当時の子供たちは、この「死のイメージ」に敏感に反応したのではないかな、と思います。あらためて聴くと、いろんな矛盾がさらっといなされている感じがして、不思議な感覚があります。 毎日毎日 僕らは鉄板の 上で焼かれて 嫌になっちゃうよ ある朝 僕は 店のおじさんと けんかして 海に逃げこんだのさ 初めて泳いだ海の底 とっても気持ちのいいもんだ

    「およげ!たいやきくん」の世界 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/15
    歌詞の向こうに見える1976年という転換点。「集合的主体から個となり、夢破れ再び『僕ら』へ戻る物語、あるいは僕らが僕になることの挫折を死として表現」。この年を境に「僕」という表現が選好され始める。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    織田信長 ぼちぼち、元気にやっています。少し薬にも慣れた...んかなぁ。相変わらずべられないけど。朝、指がこわばって文字なんて入力できなかったけど、それはほぼなくなった。関節もどこも痛くない。薬効いてきたんやろな。 で、ブログを書こうと言う気がまた起きてきた。 …

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    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/07
    服装は記号であり、参加したい場、表したい何かを見せるための道具であるという考えに、ユニクロへの評価の移り変わりを観察することによってたどり着くまで。
  • アイマスMadに魅せられて - 松浦晋也のL/D

    宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連

    アイマスMadに魅せられて - 松浦晋也のL/D
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/01/01
    ロボットコンテストを自社番組とゲストタレントの宣伝に貶めたNHKと、価値ある一つの表現物としてのアイマスMad。映像素材を誰がどう加工するかがポイントという今起きている変化の本質を示唆している。
  • ま、大塚英志や東浩紀のマネをしてみたかったんだろーが、バカはどこまで行ってもバカであるwww - 消毒しましょ!

    このような作品は90年代前半までの少年マンガとは様相が異なる。 「異な」らねえよバカwww ほんっと、はてなにはこのテの格好ばかり付けたがる評論家気取りのバカが多いのおwww 「ある日突然現れた女の子と◯◯し始める物語」に対して「『幽遊白書』や『ドラゴンボール』といった作品」を持ち出すこと自体が見当はずれもいいとこで、それを『プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神』まで引いて詰まらぬ権威付けしようってんだから呆れ返ったわwww なぜ『うる星やつら』を持ち出さん? エラソーな考察に何の意味もないことが発覚しちまうからだろーがw あーそういや昔からあったね、で終わっちまうからだろーがwww 「ある日突然、女の子が主人公のもとに現れる」のは『翔んだカップル』で幕を開けたラブコメの伝統だし、来訪者に「特殊な力が備わっている」のはドラエモンだってオバQだって同じじゃねーかw 異界からやってきた何

    ま、大塚英志や東浩紀のマネをしてみたかったんだろーが、バカはどこまで行ってもバカであるwww - 消毒しましょ!
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/12/11
    かんなぎ休載に関して。「音無響子が未亡人と判明してめぞん一刻が連載中止になるようなもの」。「変わったのは読み手であるオタクの情けなさの方」。素晴らしい罵倒芸。
  • ゼロ年代ってなっっっっっっっっんにもなかったね

    もうすぐ2009年だってのにゾッとするよ。 10年ごとに年代を区切ったらその年代で新しく出てきたクリエイターがあるもんだけど ゼロ年代ってなっっっっっっっっっっっっっっっっんにもないね。いや、ホントに。 例えば90年代って言ったら渋谷系とか日語ラップとか 今までにない若者の感性!みたいなもんが出てきたじゃない。海外ならデトロイトテクノとか。 80年代だって新人類とか言われて漫画でも音楽でもそれまでになかったものが出てきた。 それが何?21世紀を迎えたゼロ年代はなーんにもないじゃない。今までのものを焼きなおしているだけ。 いや、ゾッとするよ。この10年を振り返ろうなんての、できなくなるよ。何にもなさすぎて。

    ゼロ年代ってなっっっっっっっっんにもなかったね
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/12/11
    こういうのは時代を代表する存在がイコンとして語られることで意見が集約化されていく。この年代に発揮された重要な創造がWEBでのものとの前提に立つ時、浮かび上がるのはひろゆきだろう。
  • 初音ミクという神話のおわり - 未来私考

    何故初音ミクよりも作者に注目が集まるようになったか。2008-12-06 - カナンを夢見ながら id:beentocanaanさんは、かなり初期からVocaloidブームを追いかけておられる方で、私もよく拝見させていただいてるんですが、この記事は自分の実感とはずいぶん違うなあ、などと思ったので、少し昔を思い出しながら書いてみようと思います。 オモチャとしてはじまった初音ミクブーム そもそもニコニコ動画におけるVOLALOIDのムーブメントというのは、実は初音ミク誕生以前から始まってるんですよね。シーンの中心にいたのは、第1世代VOCALOIDのMEIKO。そのなんとも言えない合成音声の味わい深さで、既存のMADやプレイ動画の味付けとして、今のゆっくりブームに近い形で親しまれていたんですよね。といっても私はまだこのころは格的にニコニコ動画にはまっていなかったので、多少憶測含みではあります

    初音ミクという神話のおわり - 未来私考
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/12/08
    あるブームの中で、表現の文脈がどう変化したか。ブーム以前と以後、エポックメーキングとなった作品など。
  • ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 「死」のイメージがどこかに隠されていると、広告はヒットする。

    まあ、これはたわごとだと思ってください。だから何、という話なので。 ヒット広告の中には、ある種の共通性があって、そのひとつは「死」のイメージだったりするのよう気がします。前回のエントリで取り上げた東京ガスのCMにも、それがありますよね。歴史によって死を運命付けられた信長が、ガスパッチョな楽しい現代の生活と別れを告げるときに「達者でな」と言うんですよね。私、あのCMを見て、ゾクッとしました。 フロイドの精神分析などを借りると、一応、エロス/タナトスみたいな説明はつけられると思いますけど、とりわけに日の場合は、その死のイメージを想起させる広告が多いような気がするんですね。これは、欧米に比べ、日が感覚的なコミュニケーションが好まれるからのような気がします。欧米は、かなり知的な説得が好まれるような気がします。これは、欧米のCMが長尺が多く、日は30および15秒の短尺が中心であることにも起因し

    ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 「死」のイメージがどこかに隠されていると、広告はヒットする。
  • Azuma Kiyohiko

    When to Hire a Workers Compensation LawyerIt is often that workers have concerns on when exactly to hire compensation lawyers. This is because not every injured employee requires the help of workers compensation lawyers. The compensation system in Australia is mostly an administrative process well designed to be easy for workers to use. Knowing when exactly to hire compensation lawyers Sydney save

    pinball-1973
    pinball-1973 2008/12/05
    作家の持つ「味」が再現できない映像化に意味は無いという考え。ここはむしろ宮崎駿クラスの名匠に俺なら出来ると言い出して欲しいところ。
  • 「一億総クリエイター」という勘違いに至る道のり

    先週、「コンテンツ学会」の記念講演シリーズの一部として、「変質するContent Play」というタイトルで講演してきた。コンテンツを娯楽として楽しむという行為が、受動的な体系から消費者参加型の「Play」に変質してきた課程で、来は商行為の権利保護ルールであった著作権が、クリエイティブとは無関係な「利用」部分にまで関係してきた課程を整理したものである。 講演のあと参加者とのディスカッションで、またもう一歩深い議論となるタネをいくつかいただいた。ただ、なにぶん筆者は考えるのに時間がかかるタイプなので、ディスカッションの中で丁々発止やり合いながら、打てば響くような答えがなかなか出せない。会議などでも話題が尽きそうになったとき、突然、変な事を言い出して議論の方向性を混ぜっ返してしまうようなタイプなので、歯がゆい思いをされた方も多かったことだろう。 そこでこのコラムの場を借りて、もう一度ユーザー

    「一億総クリエイター」という勘違いに至る道のり
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/12/02
    生から記録、受動から能動、“コンテンツ”の人類史。コンテンツシェアの時代の位置付け。「CGMがコンテンツを産むのではなく、場に参加することそのものがコンテンツ化」。ビジネス上の課題など。
  • 「芸術家は出荷する」のもう一つの意味 The Other Half of Artists Ship - らいおんの隠れ家

    私、餡子のためなら逆立ちだってしますよ。 こじらせている。 べたいと思ったらべたいのである。 ここが北カリフォルニアの片田舎であろうと、私があんみつがべたいと思えば、あんみつは今すぐ作ってべなくてはいけないものになる。いしん坊の思考は凄まじい。 子供が観ていたアニメで、赤ちゃんが空の…

    「芸術家は出荷する」のもう一つの意味 The Other Half of Artists Ship - らいおんの隠れ家
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/11/30
    チェックのコスト、芸術家を自由でいさせること。
  • マクロスFとハイパーインフレ - 松浦晋也のL/D

    宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連

    マクロスFとハイパーインフレ - 松浦晋也のL/D
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/11/29
    1982年の大学生と初代マクロス。空回りに終わった初代のリベンジとしてシリーズは作られ続け、大学生は科学ジャーナリストに。26年後のシリーズ最新作を見たジャーナリストは経済や業界について語る。人生を感じた。
  • ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 糸井重里さんの重さ

    コピーライターの時代がありました。言葉を武器に、ひたすら言葉が紡ぎ出す世界を付加価値にして、コピーライターという職業は時代の寵児になっていきました。いま思えば、それはバブルだったのかもしれません。その付加価値には、きっと広告が含まれていなかったのだと思います。小説家、詩人、作詞家、そして、コピーライター。言葉のプロフェッショナルを指向してはいても、それは広告のプロフェッショナルを指向してはいませんでした。 けれども、あの時代はそれでよかったのでしょう。それでもものが売れました。あの時代から少したって、つまり、バブルが崩壊する真っ最中に、私はコピーライターになりました。CIプランナーからの転身だったので、時代の寵児としてのコピーライターにはあまり興味はありませんでした。うまいコピーはうまいと思いますが、そこに憧れはなかったような気がします。 そんな中、これはまいったなと唸らせられたのは、糸井

    ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 糸井重里さんの重さ
  • 人間は書かれてあることではなく、読み取りたいことを読む - 狐の王国

    はてなブックマーク界隈が新バージョンの公開ベータテストも始まって非常に賑やか。そんな中、はてな株式会社の取締役でもある梅田望夫さんのはてなブックマーカーたちへの批判とも取れるtwitter発言が同ユーザーの間で話題のようである。 はてな取締役であるという立場を離れて言う。はてぶのコメントには、バカなものが当に多すぎる。を紹介しているだけのエントリーに対して、どうして対象となっているを読まずに、批判コメントや自分の意見を書く気が起きるのだろう。そこがまったく理解不明だ。 Twitter / Mochio Umeda これは恐らく以下の記事へのブックマークコメントのことだろう。 水村美苗「日語が亡びるとき」は、すべての日人がいま読むべきだと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan(同ブックマークコメント一覧) この記事は俺も読んで

    人間は書かれてあることではなく、読み取りたいことを読む - 狐の王国
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/11/09
    見たくない物は見えないという小説を思い出した。リンゴが落ちるのを見て物理法則を思いついた人がいるんだから、書かれてある物から別のことを読みとっても良いと思う。
  • 「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る (1/5) - ITmedia News

    「機動戦士ガンダム」の監督として知られる富野由悠季さんが10月27日、「東京コンテンツマーケット2008」(独立行政法人・中小企業基盤整備機構関東支部主催)のトークセッションに登場し、「プロフェッショナル・クリエイターの条件」というタイトルで自らの“プロ論”を披露した。 「自分流の言葉づかいしかできなくて当に申しわけない」と言いながら、集まったクリエイターに刺激的な言葉を投げかける富野さん。セッションは、コンテンツ関連のコンサルティングを手がけるQPRの清田智社長との対談形式だったが、事実上富野さんの独演会だった。 「コンテンツ」という言葉はおかしい セッションのタイトルは「プロフェッショナル・クリエイターの条件」ですが、これは無理やりつけたタイトル。ここにいる人(コンテンツマーケットの出展者など)はプロクリエイターの条件を満たしてますから。ぼくみたいなロボットアニメの専門家がぐだぐだ言

    「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る (1/5) - ITmedia News
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/10/31
    どこを取り出しても見出しになる台詞のオンパレード。いやー、素晴らしいわ。
  • 『火垂るの墓』に対するロジャー・エバートのレビュー - A Successful Failure

    1年前のエントリ「『火垂るの墓』に対する最も参考になる米Amazonレビュー」は多くの関心を集めた。最近でも「日視覚文化研究会」で再度取り上げられるなどアクセスが続いている。一方、1年前556だった米国Amazonのレビューは1年を経た現在581までその数を伸ばしており、高評価を維持している。日Amazonにおいても米国に比べれば数は少ないが良いレビューが集まってきている。 実ははてなブックマークのid:saike氏のコメントで知ったのだが、『火垂るの墓』に関しては米国で最も著名な映画評論家の一人であるロジャー・エバート(Roger Joseph Ebert)が自サイトにおいてレビューを掲載している。心情に訴えるという面では米Amazonレビューの方が優れている面もあるが、『火垂るの墓』に対する著名海外映画評論家による専門的で論理的かつ客観的な評価が良く分かる素晴らしいレビューなので

    『火垂るの墓』に対するロジャー・エバートのレビュー - A Successful Failure
  • 飛び降りる宮崎駿vs飛び降りない押井守 <リアリティコントロールの話>|HIGHLAND VIEW 【ハイランドビュー】

    高いビルから飛び降りたら、あなたは死にますか? そりゃあ死にますよね。だってにんげんだもの(みつを)。 ではアニメやマンガの住人はどうでしょう? 現実と同じく死んでしまうお話もあれば、地面に人型に穴があいてギャグになって終わり、というのもありますね。 その違いって一体なんなの? というようなお話。 こういった作品ごとに違うリアリティに対して、押井守は、 「作品のリアリティは、監督によってコントロールされるべきものだ」 とインタビューで話しておりました。 (出典はアニメスタイル2号の押井守インタビューですが、部屋のどこにあるのか見つからないので大意です) ここでのリアリティとは、出てくるキャラクターや背景が写実的なのか、という画だけの問題でなく、演出などを含めた作品全体で表現されるリアリティをさします。 つまり高いビルから飛び降りたときに、キャラクターが死んでしまう作品なのか、ギャグで済む作

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