フォームファクタとは、コンピュータなどの電子機器で、筐体や部品、端子などの形状や寸法、配置といった物理的な要素に関する仕様や規格のこと。単にフォームファクタという場合はパソコンのマザーボード(主基板)の仕様について規格のことを指すことが多い。 マザーボードのフォームファクタは、基板の各部の寸法やケースに固定するネジの位置、一部の接続端子の仕様や配置などを規定したもので、これに則って設計されたケースや基板、電源ユニットなどを自由に組み合わせて本体を組み立てることができる。 AT仕様 パソコン向けに最初に広く普及した規格は1984年のIBM PC/ATのマザーボードと同じサイズ・形状の「AT仕様」で、各社が互換機を製造するために同じ設計を用いたことから標準仕様として広まった。 基板サイズは13.8×12インチ(約351×305mm)で、このサイズは後に登場した小型の派生仕様と区別して「フルAT

