2003年度卒業式式辞 ― 単純な仕事にほど差異がある 2004年03月24日 昨日の卒業式、うかつにも証書授与のときに、泣いてしまった。インテリア科の学生が一人、入学してまもなく夏休みを迎える前に急性白血病で亡くなり、その学年の卒業式だったのを緊張で忘れていた。科長がその学生の名前を「今はいないけれども読み上げます」と言ったときに急に思い出して、代表学生が壇上に上がり私の前に近づいてきたときにはもうダメ。すでに大粒の涙がこぼれ落ちていた。 だから、卒業証書の文面が息詰まって読めない。500人近くいる大ホールの中、来賓、保護者、学生、教職員の前で泣いてしまった。まさに「鬼の目にも涙」か。この卒業式で我が学園は4校(中野校、世田谷校、国立校、品川校)すべての卒業式が終わるが、私は、そのすべてに参加した。 そのとき、いちばん気になっていたのは、学生たちのスーツだった。自分の息子の卒業式に、スー
2010年11月09日13:56 人事採用のプロが語る「東大でも落ちる人、田舎出身だから受かる人」 今回の記事は、いつもの目線を少し変えて少々アグレッシブにお届けします。 子どもが行きたい学校に行けばいい。お受験なんて自分とは関係のない話。という方がいる一方、子どもには最高の教育を受けさせてやりたいという思いで、幼少のころからお子さまを塾に通わせたりするお受験志向も過熱しています。 「お受験」という言葉には多少の皮肉めいたニュアンスが含まれているように思いますが、子どもの教育に必死になることは決して間違いではないでしょう。そして、おそらく子どもが大切な親であれば、思うはずです――“どうせならいい仕事に就いて、生きていくのに困らないでほしい”、と。 もちろん、良い仕事に就いたり、良い企業に就職することがすべてではありません。しかし、格差社会が当たり前になりつつある今・新卒一括採用システムが当
ちょっとご無沙汰しておりました「三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな」。梅田望夫さんの著書「ウェブ時代をゆく」で下記の文章に大変感銘を受けたことをきっかけにスタートしております。 「三十歳から四十五歳」という難しくも大切な時期を、キャリアに自覚的に過ごすことが重要である。(P194) 今回ですが、梅田望夫さんのウェブブック「生きるための水が湧くような思考」の中で、若者たちの新しい「ロールモデル」(お手本)として見つめ直す必要がある。」と記述されている人物。その名は任天堂代表取締役社長 岩田聡。 当時ソニー「プレイステーション2」の後塵を拝していた任天堂の代表取締役社長に就任後、ニンテンドーDS/DS Lite、Wiiを世に送り出し、瞬く間に任天堂を首位の座に返り咲かせた立役者、岩田聡。現在のその華麗な実績に至るまでの30歳から45歳の道のりは、極めて苦しく険しいものでした。今回は岩田聡さん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く