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書評に関するpita-goraのブックマーク (15)

  • 『子どもを信じること』田中茂樹(大隅書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 生姜がきいた甘酒をいただいた後のような、心と体が温まるだ。 子どもにはやさしく接する、接していいのだ、厳しく接する必要はないのだと田中さんは言う。 子どもを信じるということは生き物としての力を信じるということだ。 田中さんのことばを借りよう。 「親が手出しをしなくても、子どもは、自分が幸せになるためにとるべき行動を、自分からとるようになります。そのことを信じて、子どもと向き合うのです。」(p.5) 田中さんはお医者さんだ。カウンセラーでもある。このにちりばめられた数多くの事例は田中さんの言うことに信頼感を添えてくれるだけでなく、子を持つ親として、あるいは、子どもたちの将来を真剣に考える者として、一体感、連帯感を抱かせてくれる。 《そうそう、同じこと、あった》 《うーん、こういうときの親ってつらいんだよなあ》 田中さんは親にもやさしい。子どもにやさしく接する。これ、

    『子どもを信じること』田中茂樹(大隅書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 紀伊國屋 書評空間

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  • 『シズコさん』佐野洋子(新潮文庫) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 母親にとって娘はもっとも近しい同性、つまりいちばんの批評家なので、女の人が母親について書いたものを読むのは楽しい(息子のそれはあまり読みたくないが)。わけてもこの、娘・洋子の書いた母・シズコさんのおはなしは格別である。 それにしても、なんと猛烈な書きっぷりだろう。母とは慈愛に満ちているものと思い込んでいる人が読めば、シズコさんという母親はきっと鬼にみえると思う。 妹が「私母さんの手紙の『母より』って字を見るのが、すごーく嫌だ、気持ちが悪い」と云ったので、「えーあんたも。やだね、あの『母より』って字見ると手紙読みたくなくなる」そして読まない時もあった。 この姉妹の会話ひとつとっても、シズコさんがどんな母親、どんな女性であったのかがよくわかる。 身ぎれいで、戦後のモノのない時代でも化粧をし口紅を塗り、いつも実年齢より若くみられていたシズコさん。客好きで、おいしい料理を手早

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  • 2009年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門 - 情報考学 Passion For The Future

    2009年にこのブログで紹介した小説・創作作品の中から、これは当によかったと思うランキングで1ダース並べてみました。私が2009年中に読んだというのが基準なので、昔に発表された作品もかなり含まれています。 小説に順位をつけるのは難しいのですが、1位は万人におすすめできるということで選びました。URLをクリックすると書評エントリへ、表紙画像をクリックするとアマゾンへ飛びます。 ・2008年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門 http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/01/2008-3.html ・2007年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門 http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/01/2007-5.html ・2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門 http:

  • 2008年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門 - 情報考学 Passion For The Future

    2008年にこのブログで紹介した小説・創作作品の中から、これは当によかったと思うランキングで10冊+2冊並べてみました。私が2008年中に読んだというのが基準なので、昔に発表された作品もかなり含まれています。 ・2007年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門 http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/01/2007-5.html ・2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門 http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004849.html ちなみに一昨年、昨年度はこうでした。 ■1位 宿屋めぐり http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/09/post-828.html ・宿屋めぐり 私のこのの感想は「なんだかよくわからないがすごくよ

  • asahi.com(朝日新聞社):書評記事一覧 - BOOK

    ※祝日などの場合、更新が遅れたり、掲載を見送ったりすることがあります。 ※朝日新聞の書評欄(読書面)は2018年4月から土曜日に移りました。4/1(日)はありませんのでご注意下さい。

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  • 羽柴麻央『イロドリミドリ』

    羽柴麻央『イロドリミドリ』 ※ネタバレがあります 久々に少女漫画を読んで静かな感動を味わう。 中学2年生の少女・朝倉玉緒が図書館で常々見かけていたすてきな男の子に声をかけて友だちになり、二人の静謐で濃厚な図書館生活がはじまる。 図書館という恋愛 前にも書いたけど、図書館という知性の象徴に足しげく通う異性は、ぼくが拝跪してやまない知性的な異性に違いない、という妄想がぼくにはあった。だから、中学生のぼくにとって図書館で運命の女性と出会うということはぼくにとっては目眩のするほどの蠱惑的な妄想なのだった。図書館の「中国史」コーナーの前にくる同世代女性を心待ちにしていた。誰も来なかったが(泣)。 『イロドリミドリ』というこの短編集におさめられた表題作は、まず、このぼくの妄想を微に入り細に入り展開してくれている。 玉緒はその少年——天間緑に当に声をかける。声をかけてOKをもらうところから物語が始まる

  • スゴ本100

    いつのまにか1000エントリ超えてたので、ここらで100に絞ってみる。 このblogで「スゴ」認定されたもの、企画「この○○がスゴい」で挙げられたものを、100にまとめてご紹介。順序適当、偏見なし、ビジネス、サイエンス、エロマンガ。ブンガク、ビジュアル、なんでもアリ、啓蒙、アダルト、劇薬なんでもござれ。「ノンフィクション」、「フィクション」、そして「劇薬系・成人指定」の三立てでご紹介。番号は便宜上つけたものなので、ランキングにあらず。 こんなにスゴいに出合えたのは、すべてあなたのおかげ。いいはたくさんあるのだが、全部読んでるヒマもないし、探している時間も足りない。だからわたしは、スゴいを読んでいる「あなた」を探す。あるいはこのblogにやってきた「あなた」の言を待つ。そうしたツッコミやアドバイスをいただき、とても感謝しています。 この100リスト全て鉄板モノだが、「それをスゴ

    スゴ本100
    pita-gora
    pita-gora 2009/10/05
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  • 新米パパのための3冊

    敬慕する切込隊長殿にジュニアが誕生したとのこと。おめでとうございます! わたしのblogから、とーちゃん一年生にお役に立ちそうなエントリをピックアップしてみる。刹那的な人生感覚から、生きることに貪欲になったのは、嫁さんと子どものおかげ。「親になって一人前」というセンシティブな言葉があるけれど、すくなくともわたしにとっては真だった。親をやらせてもらっているおかげで、わたしは「まとも」に生きていられるのだから。 まずは、夜泣き対策。[入門編]と[応用編]がある。個人差があるので必ず、とは言えない。けれど、泣き続ける子どもに殺意を抱かないために、こういう対策がありますよと伝えたい。 世の中は便利になったもので、ズバリまんまのこういうがある「赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ」。とりあえずいま泣いている赤ちゃんを静める方法(お包み+シーッ)は有効だった。「抱っこして限界まで歩き続ける」とか、

    新米パパのための3冊
  • 二十歳までに出会っておけばよかった10冊 - 技術教師ブログ

    多分当時の僕に文字多めの専門用語多めのを渡しても読まないと思うので誰でもそれなりに読めて面白くて気付きが多いって基準でセレクト。 自分の小さな「箱」から脱出する方法 作者:アービンジャー インスティチュート,金森 重樹,冨永 星発売日: 2006/10/19メディア: 単行(ソフトカバー)自分の小さな「箱」から脱出する方法posted with amazlet at 09.09.10アービンジャー インスティチュート 金森 重樹 冨永 星 大和書房 売り上げランキング: 219 おすすめ度の平均: 苦しかった。 箱から少しだけ頭を出せるようになりました コミュニケーションテクニックに頼る前に一読を。 衝撃的 人に勧めまくってます Amazon.co.jp で詳細を見るこれは一番最初にあげておきたい、なんか優しくなれる。当時のペーパーナイフのようなキレそうでキレない自分に見せてやりた

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    pita-gora
    pita-gora 2009/09/10
    読みたい本
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    なぜ自分が自分の形を留めていられるかというと、自分を知る誰かがいるから。 誰も自分を知らない場所へ旅するのもいい。そもそも誰一人いない場所を旅するのもいい。だが、いつかは放浪をやめてこの世界のどこかに落ち着かなければならない。さもないと人という存在と疎遠になり最後には自分自身にとってさえ他人になってしまう。 誰かを撮った写真は、近しい人間の心のなかでしか価値を持たないのと同じように、人の心も別の人間の心の中でしか価値を持たず、その人の思い出は、思い出したときにのみ存在するだけであって、思い出す人がいなくなれば、消え去るほかない。 人生は思い出だ、そして思い出が消えれば無になる。だから人は思い出を物語ろうとする―――コーマック・マッカーシーの『越境』を読んでいる間、そんな声が通底音のようにずっと響いていた。 マッカーシーの代表作ともいえる国境三部作(ボーダー・トリロジー)の第二作がこれだ。第

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    pita-gora
    pita-gora 2009/08/03
    結婚式の参考になるかも
  • 素人が脱いだらいくらになるの? 業界人もドン引きするほどのリアルが描かれたマンガ『銭』 - メンズサイゾー

    エロカルチャー 2009年07月28日 『銭』(鈴木みそ著、エンターブレイン発行)は、死にかけちゃった男のコが浮遊霊となり、出会った浮遊霊仲間とともに、この世の中の「カネの流れの仕組み」を覗き見ていく話である。というと突拍子もない話に聞こえるかもしれないし、浮遊霊とかいう設定にひっかかりを感じる人もおられるかもしれないが、もし立ち読み可能な屋さんやマンガ喫茶に行く機会があれば、ちょっと試しに数ページでいいからめくってみて欲しい。浮遊霊うんぬんがふっとぶほどの「銭」の情報量に圧倒されるはずだ。 しかも、その「銭」の流れはうまいこと現代のツボを突いていて、「カフェを起業するときの金勘定の流れ」や「メイド喫茶の値段」、「ペットブリーダー」「ホスト」「葬式」と誰もが一度は「実際内部で何がどーなって、あの値段になってるんだろう?」と思ったことのあるようなネタが満載。しかも「そこまで描くか!?」とい

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    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • 紙屋研究所の案内図

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