<高校サッカー:大津4-1立正大淞南>◇2日◇2回戦◇等々力 Fリーグ入りする異色DFが、大津を加速させた。前半10分、Fリーグ名古屋入団が内定しているDF森秀太(3年)が、右サイドからクロス。FW西田の先制点を演出すると、2-1と勝ち越した直後の同37分にはスルーパスでMF蔵田の2試合連続弾もアシスト。「相手の出鼻をくじけた。いい時間帯で点が取れた。チームもノッてくれてよかった」。前半だけで4点を奪う攻勢に納得の表情だ。 先制点はサイドバックとして、低い弾道で2人のDFの間で待つ西田へ。2アシスト目は狭いコートで戦うフットサルのように、計ったような丁寧なグラウンダーパスを蔵田に通した。「うちらしいワンタッチプレーができた。特に(蔵田の)3点目が大きかった。コンセプトのつなぐサッカーができた」と平岡監督。勝負を決めた森のパスセンスをたたえた。 昨年9月、Fリーグ名古屋に練習参加し、入団を勝