祖母いずこ 感傷と追憶の湘南行き。そこで、またひとつ向き合わねばならない存在があった。鎌倉の家でともに暮らしていた父方の祖母である。一家離散ののち、彼女はアパートで独り暮らしをしている。独居老人である。週末には私のおじが泊まりに戻るが、生まれてはじめての独り暮らしをしているのだ。 その祖母と会ったのは、離散後一回きりである。一度だけたずねたことがある。母と弟と一緒だった。何かの用事のついでだった。ちょっと顔を見せるという程度だった。別れ際はさみしそうだった。それっきりだった。それっきりなのは、ある種のわだかまりがあるというのも本心だし、たんに面倒くさいから、というのも本心だ。 だが、今回、自転車でモノレールの下を走り、失われた我が家を訪れるのに、その通り道に住む祖母に会わないわけにはいかない。こんな機会がなければ、会うこともない。 私は意を決して、細い路地に入った。入って、適当に進み、気づ
全国で活躍する県内四つのプロスポーツチーム(大分トリニータ、大分三好ヴァイセアドラー、バサジィ大分、大分ヒートデビルズ)を応援する市民組織「おおいたホームタウン推進協議会」(会長・釘宮磐市長)が28日に発足した。 コンパルホールで発会式があり、会員として参加する大学や企業、マスコミ、まちづくりなどの関係者ら約90人が出席した。釘宮市長が「市民が一体となってチームを支え、地域活性化につなげよう」とあいさつ。会長を釘宮市長、副会長に羽野忠・大分大学長と磯崎賢治副市長の2人、広瀬勝貞県知事ら4人を顧問とする役員体制を承認した。市民に応援を呼び掛けたり、地域交流を進める本年度の事業計画を決めた。 大分フットボールクラブの溝畑宏社長らチームの代表者と釘宮会長が、互いの連携を深める「パートナーシップ協定書」に署名し、握手を交わした。協議会は10月28日、市内で結成記念イベントを開く。
2024/07≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/09 香魚子「さよなら私たち」 残酷な運命は 少女たちを 美しくさせる ■人気小説のコミカライズ「妖精と伯爵」(→レビュー)を好評連載中の香魚子先生の、初オリジナル読切り集です。いつもであればあらまし紹介から入るのですが、今回はちょっとスタイルを変更。なんていうか、とにかく素晴らしかったのですよ。まず表紙がね、これだけでなんとなくイイ雰囲気じゃないですか?それでワクワクしながら読みはじめたのですが、中身もホームランでした。「妖精と伯爵」がまずまずの良作に仕上がっているので、こちらもそれなりの水準にはあるのだろうな、とは予想していたのですが、良い意味でその予想を裏切ってくれました。これはスゴい。 収録されているのは、読切り5編なのですが、全ての話が一風変わ
我らがヴァンクール熊本にとってホーム最終戦となった新日鐵大分戦。相手は3位と格上ながら最下位から脱出するには絶対に負けられない一戦であったものの、結果は振り返るのも辛い1-9という今期最多失点での大敗となった・・・。 今期、これまでも負け続きで大量失点の試合も少なくない中、自分も敗戦の免疫が付いていたと思っていたが、流石にこの試合、観ていて悲しい気持ちになってしまった。 辛いが試合を振り返る。 横山弘 村崎 鈴木田 大野 泉田 蔵本 後藤 片山 林田 西 行部 SUB 緒方 吹気 藤家(後半より) ホーム最終戦に関わらず、キックオフ時点で集まった選手は僅かに13人であった。なんとかそれでもスタメンの選手達は本来のポジションにおさまることができたのでいい方ではあるが、正直、危機的な状況だ。 それでも試合前の全体練習ではいつもよりいい
【欧州総局】ラグビーの2015年、19年のワールドカップ(W杯)開催地を決める国際ラグビー機構(IRB)の理事会が28日、ダブリンで開かれ、投票の結果、日本の19年開催が決定した。87年から4年に1回開催しているW杯だが、欧州、南半球の伝統国・地域以外では初開催。15年開催はイングランドに決まった。 日本、イングランド(15年のみ立候補)のほか、南アフリカ、イタリアと過去最多の4カ国・地域が名乗りを上げていた。 IRBからW杯の運営を委託される「ラグビー・ワールドカップ・リミテッド(RWCL)」は6月30日、15年は伝統国で安定した収入が見込めるイングランド、19年はアジア初開催で国際化の象徴となる日本をセットで推薦。この推薦案を26人の理事が投票し、賛成が過半数に達した。 日本はニュージーランドに敗れた11年大会と同様、今回も政府の財政保証を得られず、財政面では不安も残るが、国際市場の開
■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら 平成仮面ライダー10周年記念映画『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』の完成披露イベントが28日、都内で行われ、ショッカー大幹部の地獄大使(大杉漣)、死神博士(石橋蓮司)らが出席。“大ショッカー党”結党を宣言した地獄大使は、公約を守れなかった際の責任を「取るわけない。(政界の)人間も取ってる人がいない」と政界を揶揄。死神博士も「どっちが天下を取っても幸せになれないのはわかってる」と、約1ヶ月後に控えた衆院選挙に向けて日本の2大政党を一蹴した。 劇場版『仮面ライダーディケイド オールライダー大ショッカー』完成披露イベントに出席した、(左から)大杉漣(地獄大使役)と石橋蓮司(死神博士役) (C)ORICON DD inc. 写真ページを見る 【写真】その他の写真を見る 仮面ライダー1号を筆頭に昭和・平成ライダーが集結し、全ての組
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く