記事の内容に一区切りついたので、演習に加えて本コラムを挟むこととしました。今まではPythonを、順番に命令を並べて制御する「手続き型言語」として使ってきましたが、以後は「オブジェクト指向言語」として使いはじめます。 オブジェクト指向型言語とはなんぞやという話は次回以降に譲り、今回は手続き型言語、オブジェクト型指向言語に並んでよく使われる「関数型言語」について取り扱いたいと思います。 Pythonも関数型言語の思想を一部取り込んでいるので、関数型がどのようなものか学ぶことで、新しい「関数型に近いPythonの文法」を理解しやすくなるでしょう。また、Pythonに限らずさまざまな言語で「関数型のメリット」を強く意識して自分のコーディングにルールを課すことで、コードがより頑丈なものとなるかもしれません。 いずれにせよ、関数型を知って損することはないと思いますので、気軽に読んでいただけたら幸いで