アルゼンチン戦でイグアインと競り合う日本代表の長友佑都(チェゼーナ)。日本はこの試合に勝ち、非公式の「世界チャンピオン」になった(2010/10/08、埼玉スタジアム) ご存知の方も多いと思うが、日本代表は本稿執筆時点(1月19日)で、世界のサッカー界における“非公式な世界チャンピオン”である。これはボクシングの世界タイトルと同じように、チャンピオンに勝ったチームが次々に“タイトル”を引き継いでいくというもの。昨年10月8日の親善試合で、その時点でチャンピオンだったアルゼンチン(南アフリカワールドカップで公式世界チャンピオンとなったスペインを、9月の親善試合で撃破)を破った日本が非公式王者の座を獲得。その後、引き分けはあっても負けていないため、3カ月たった今も“世界チャンピオン”というわけだ。 一種のお遊びとはいえ、運営している英国の団体のHPによると、歴史は1872年(!)に遡る。HP