スイスのチューリヒ(Zurich)にあるヘンプ(麻)製品やアクセサリーの専門店「Hanf Haus」(2004年8月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/Richard A. BROOKS 【12月1日 AFP】(一部更新)スイスで30日、国民投票が行われ、大麻を「非犯罪化」する提案は否決された。スイス通信(ATS)が伝えた。 現地紙NZZアム・ゾンターク(NZZ am Sonntag)によると、この提案はスイス内外、特に隣国ドイツで驚きもって受け止められたが、否決されるものとみられていた。 青少年育成活動組織「プロ・ユヴェントゥーテ(Pro Juventute)」は「現在の法制度は、若者に大麻使用を思いとどまらせることにまったく成功していない。90年代を通じて大麻汚染は広がり続け、最近になって多少減少が見られた程度だ」と指摘し、国民投票の結果に関係なく法律の改正が必要だとしている。 この