「ノー・ウォー、ノー・ブッシュ(No war, No Bush)…ノー・ウォー、ノー・ブッシュ」 21日午後、ベルギーのブリュッセルブックス通りの証券取引所建物の前で、おそろいの黄色いチョッキを着た6人の韓国の若者が、間欠的にスローガンを叫んだ。若者たちは22日、ブリュッセルで開かれる北朝鮮人権大会を「阻止する」デモを行うため、その前日11時間30分間、飛行機に乗ってブリュッセルに到着した。 若者たちは、ブリュッセル市民たちにチラシを配っていた。街のゴミ箱に、地下鉄のエスカレーターにチラシが捨てられていた。チラシには英語とフランス語で「韓国は60年前に独立したものの、米国は依然として韓国を占領している」とあった。 ある市民が、若者からチラシを受け取ると同時に、きちんと折りたたんだ。「捨てるのも何だし…東洋人からもらったので、記念品です」。彼は「コリア、私もよく知っている。コリアのサッ