「WannaCry(ワナクライ)」と呼ばれるコンピューターウイルスが5月半ばから世界中で猛威を振るっている。報道によると、被害は15日時点で150カ国に及び、その後は日本でも21件が確認されたと報じられている。幸い、国内の被害は深刻ではないようだが、侵入された組織は入られるべくして入られたとみられる。IT(情報技術)を活用するうえで当たり前の基本的なセキュリティー対策をしてきたのか――。ワナクラ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Samba 3.5.0以降のバージョンに、リモートから任意のコードを実行可能な脆弱性が見つかった。開発チームが5月24日、脆弱性を修正したSamba 4.6.4、同4.5.10、同4.4.14をリリースし、ユーザーへ直ちにアップデートするよう呼び掛けている。 開発チームによると、悪意あるクライアントから書き込み可能な共有ライブラリをサーバに読み込ませることによって脆弱性を悪用され、リモートから任意のコードを実行されてしまう恐れがある。この脆弱性には「CVE-2017-7494」の識別子が採番された。 早急にアップデートが難しい場合の緩和策では、(1)デフォルトで有効なSELinuxのポリシーにより外部ディレクトリからのエクスプロイトモジ
5月25日、基本ソフト(OS)Linux(リナックス)やUNIX向けに開発された無料通信ソフト「Samba」(サンバ)に新しく欠陥が見つかったことが分かった。写真は13日撮影(2017年 ロイター/KACPER PEMPEL) [シンガポール 25日 ロイター] - 基本ソフト(OS)Linux(リナックス)やUNIX向けに開発された無料通信ソフト「Samba」(サンバ)に新しく欠陥が見つかったことが分かった。サイバーセキュリティー会社によると、世界で30万台以上のコンピューターに感染したランサムウエア「WannaCry(ワナクライ)」と同様の被害が発生する危険性があるという。 米ラピッドセブンのレベッカ・ブラウン氏はロイターに対し、発見の発表後12時間以内にハッカー集団がこのぜい弱性を悪用している証拠は見つかっていないと指摘した。だが、研究者らが欠陥を悪用するマルウェア(悪意のあるソフト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く