最近、CPSという指標を良く目にするようになった。 CPS(コストパーセックス)とは、男性が1回のセックスにかけるコストのこと。 下の記事でもCPSについて書いてあったが、7万円は高い。そして、CPSはワンナイトを狙う際に使う言葉であって、本命を狙う際にはマッチしない。 男性が、「デート代2回分、ホテル代1回分」の7万ぐらいが“相場”ではないか、と言っていたのも印象的だった ではCPSはいくらが妥当なのか。CPSを考える際の前提は以下の2つとする。 ①付き合うことが目的ではなく、セックスをすることが目的であること ②ケチケチするのではなく、合理的に必要なコストは支払うこと CPSを下げる=女性1人にかけるコストを下げる or セックスできる確率を上げる CPSの要素をもう少し詳しく考えてみたい。 CPS = 女性1人にかけるコスト(デート1回のご飯代 × デート回数 + ホテル代) ÷ セ
今日は『将棋世界』の取材があるのだが、将棋のこと考えていたら寝れないので将棋について日頃思っていることをぶちまけてみる。 もう何度目にしたかわからないのだが、小説やドラマでよく「捨て駒のように俺を粗末に扱いやがって」みたいな表現が出てくるのだが、これが将棋指しから見ると極めておかしい、誤った表現である。将棋について理解のない人にとって「捨て駒」とはそういう認識なのだろうが…。今回はこのことについて詳しく説明する。 まず、将棋は捕獲した駒を手駒に出来る。これはチェスとは違った特徴である。チェスは手駒という概念がないので、取った駒はただ盤上から消えていく。将棋は違う。手駒になる。銀は4枚しかなく、初期盤面では先後2枚ずつ割り振られているが、相手から1枚取るとこちらは盤上に2枚、手駒で1枚と併せて3枚になる。相手は盤上に1枚だけであるから、3対1の戦力になる。 銀の価値が300点だとしたら、相手
日本の医療が危機に瀕している原因は複数あるが、その一つに医療訴訟の増加が挙げられる。医療者に過失があって訴えられるのは仕方がないが、過失がなくとも結果が悪ければ訴えられることもあるのだ。医療訴訟の背景には、医療の不確実性に対する理解不足があるように思える。「過失がなければ問題なく治って当然」、言い換えれば、「結果が悪かったのであれば、なんらかの過失があったに違いない」という訳だ。医療者から十分な説明を行っても、こうした思い込みのある患者さん/ご家族に十分納得していただくことは難しい。 昔から、というか昔のほうが、「結果が悪かった」医療行為はあったし、患者さん/ご家族への説明も、昔と比較すれば現在の方がずっと丁寧に行われている。にも関わらず医療訴訟が増加してきたことには、何らかの説明が必要だ。ここ何十年かの間の日本に、医療の不確実性に対する理解不足をもたらす何かがあったのだ。ドラゴンクエスト
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