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2010年2月24日のブックマーク (2件)

  • 円高が進む理由と、 日銀の金融政策の問題点は?  | 中原圭介「お金の神様」 | 現代ビジネス [講談社]

    銀行は追加金融緩和策をとっていますが、なかなか円高がおさまりません。 この20年間で、日のGDPに占める外需の割合は2倍になりました。アメリカでモノを売った後、利益を日円に戻すためには円を買わなければならず、円高が進む。円高の背景には、そういう構造的問題がある。ゼロ金利にしたからといって、円安になるとは限りません。 とはいえ、とにかく打てるだけの手を打ち、それから次の手を考えるのが定石。まずはゼロ金利にしたうえで、量的緩和をやるべきでしょう。 しかし、実際はどうか。ドルの政策金利は実質ゼロですが、日銀は円の政策金利を0.1%に据え置いた。 その結果、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を見ても、日米の金利は逆転したままです。昨年8月、3ヵ月物の金利で16年ぶりに円がドルを抜く。そして11月に6ヵ月物で、今年1月には8ヵ月物で上回った。 外為市場では金利の高い通貨が買われる傾向がある

  • 電子音に取りつかれた変人 / The Minimal Wave Tapes - Various Artists : matsu & take

    Stones Throwの音楽性から一見程遠く思える、冷んやりとしたニューウェーブ・ポストパンクのコンピレーションは、ニューヨークのMinimal Waveという再発レーベルのアンソロジー盤です。 素晴らしいコンピレーションアルバムは、その盤に入った曲の組み合わせが新たな価値観や世界観を提示するもので、これはまさしくそれです。おもに70年代〜80年代、簡単なドラムマシンと少しだけ安くなってきたシンセサイザーを使って作られたD.I.Y.なエレポップの数々。そこには大きなスタジオも多重録音装置もないので、必然的に曲はシンプルな構造になり、人差し指だけで演奏される電子音と安っぽいリバーブの最高のコンビネーションが、コンクリート剥き出しの地下室のような冷たい質感を作り出しています。しっかりノイズ除去&リマスターが為されていて、こうした音源にありがちな音が痩せた印象は全くありません。 収録されたバン