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2010年11月6日のブックマーク (1件)

  • 欧州人が資本主義を手に入れた瞬間 キリスト教徒の繁栄はドイツの山奥から始まった | JBpress (ジェイビープレス)

    中世のドイツ中東部、ザクセンのエルツ山脈で偶然発見された銀山、精製の過程で「ひび割れ」を起こす「いたずら小僧」として分離された「不純物」妖精コーボルトこと「青さび」酸化コバルトは、先進イスラム地域ではステンドグラスの着色料などに使われたが、ドイツでは長らく利用されることがなく産業廃棄物として捨て置かれていた。 これに目をつけたオランダ人が廃物回収でコバルトをアムステルダムに持ち出し、精製して東洋向けの商品にしたところ、中国産天然コバルト「呉須」の市場を席捲、大きな売り上げを出した経緯まで前回お話しした。 一方でコロンブスの発見以降、開発が進んでいた新大陸ではメキシコ銀山が発見され、ドイツの銀価格は急速に下落していく。銀は安くなる一方だったがコバルトは値崩れしない。 ザクセンとしてはこれをただ指をくわえて見ている手はないだろう。そこで新たな経済政策の手が打たれることになった。 「金貸しユダヤ

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