画像は毎日新聞さんのニュースサイトからいただきました。 グインサーガプレミアム試写会より。 勝手に切り貼りしてすいませんが、これが一番綺麗な薫だったもので……。 さて。 さよなら栗本薫 ……なんて題してますけど、ちっともそんな気持ちはないんですけどね。 いや「栗本先生は今もこの胸に息づいている」とかALIVEなことを云っているわけでもないんですが。 率直に云ってしまえば。 以前、三年前(もうそんなにもなるのか)お茶会に行ったときにも書いたように、自分の中ではとっくの昔に「栗本薫」は死んでいた。死んだものを「死んでいない」と誤魔化しつづけていた。その事実に、三年前に気づいた。 厳密に云えば、おれがファンになった1994年、まさにその頃、作家「栗本薫」は衆人環視の中でひそやかに死んでいたのだ。 あとに残ったのは「栗本薫だった人」、ただそれだけだ。おれは三年前、その棺桶を開けて覗きこんで来た。そ