木に書くのは難しい。 「弘法筆を択ばず」ということわざは、 「書の上手な人はどんな道具でも上手い。」 という意味ですが、おそらく実態は 「弘法は各場面によって最適な筆を選んでいた。」 ということだと思います。 書の道具のことを「文房四宝」と言いい、 「筆・墨・硯・紙」(ひつ・ぼく・けん・し)を指します。 文房四宝の組み合わせで書表現の可能性の幅が確定します。 今回の看板のような木は、墨が繊維に入り込まないように 研磨されたり、とのこを塗ったりして平にしています。 紙と同様に書けるとは限らない点は知っててください。 指導側視点「下手ではない」。 書をみて、稲田議員は、話題になるほど下手なんだろうか?と感じました。 私の生徒の唐様(一般的な書道 中華式)技術の水準から見て、低い方ではありません。 一般の方は、形で上手い下手を見るでしょうけども、短時間で指導する必要がある場合、 形の修正は色々な