作家・井上ひさしさんは色紙に、 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」 という言葉をよく書くそうである。 この言葉は、なにも小説家に限らず、文章を書く人全てに共通する「教え」の気がする。 もちろん、事例ライターしかり、である。 まず、「むずかしいことをやさしく」。 これは今私が一番頭を使っていることだ。 最近は、IT事例を書くことが多い。IT事例は、難しい。商品説明を何度読んでもわからないことがある。 でも、わからないまま書くと、「難しい」文になってしまう。 「やさしく書ける」ということは、ものごとをよく理解していないとできない。 そして、 「やさしいことをふかく」 「ふかいことをゆかいに」 「ゆかいなことをまじめに」 これはもしかしたら、難易度の順ではないだろうか。 特に「ゆかいに」という部分。 「面白く書く」ということが、どれだ
↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部は久しぶりに朝から快晴でして、しかもこれほど雲がなくすっきり晴れているのは久しぶりです。気温も25度くらいまで上がり、久しぶりに夏を感じました。 そういえばちょっと前にアメリカ南北戦争の歴史家のジェームス・マクファーソンが何かの賞をとったというニュースを聞きました。 この人は南北戦争にかけては右にでるものがいないほどの、いわば冷戦でいうところのジョン・ルイス・ギャディスみたいな立場の人ですが、私も図書館で彼の本をちょっと読んだことがあるので、何か感慨深いものがありました。 昨日の夜はうちの町で行われている野外コンサートの一日目だったのですが、夜遅くまでコンサートの音が聞こえてきました。かなり遠いところでやっているはずなんですが、コンサートのノイズというは届くんですよね(苦笑 さて、こっちに来てから常に気なっている「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く