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ブックマーク / www.keio-up.co.jp (3)

  • 慶應義塾大学出版会 | トマス・アクィナス 肯定の哲学 | 山本芳久

    神の、キリストの、人間の〈感情〉は、何を教えてくれるか? 愛と憎しみ、喜びと悲しみ――。〈感情〉の微視的な分析をとおし 存在するもの全てへの肯定と讃美を読み解く 人間論として『神学大全』を読み解く 「トマス人間論」から学ぶ、生の技法。 キリスト教の教義に基づいた抽象的概念を駆使する難解な神学者として解されてきた、中世最大の思想家トマス・アクィナス。 書では、そのような神学的枠組みを超え、トマスがありふれた日常的な経験である〈感情〉を微視的に分析し、独自の〈人間論〉を構築していることを明らかにする。トマス哲学に通奏低音のように鳴り響く、存在するもの全体への肯定と讃美の旋律を描き出し、この世界を肯定的に受けとめ、生き抜く実践的な生の技法を説く書物として、最大の主著『神学大全』を読みなおす、意欲的な一冊。 毎日新聞 2014年12月21日「2014 この3冊」 にて松原隆一郎氏(東京大学教授)

    慶應義塾大学出版会 | トマス・アクィナス 肯定の哲学 | 山本芳久
    polynity
    polynity 2014/08/05
    9月刊行予定の書籍。なかなか面白そう。
  • 慶應義塾大学出版会 | キリスト教哲学入門 | エティエンヌ・ジルソン 山内志朗 松本鉄平

    中世哲学の大家が語る神の存在と信仰の哲学 ▼書は、エティエンヌ・ジルソンが、聖トマスの思想をてがかりにしながら存在について語った晩年のエッセイである。神の存在を哲学的手法で証明し、かつ信仰のなかで哲学をすることの意義を「キリスト教哲学」の名のもとで主張する。 ▼ジルソンは、「神はあるか」という根源的な問いを投げかける。直観の光に照らされた思考の道筋で明らかにされるのは、神の「存在」ではなく、「神は存在そのものである」という真理である。したがって、われわれ人間やそれ以外の創造物すべては、存在者として、質と存在のはたらきによって現実存在している。 聖トマスの思想に向かって存在の無限の海を泳いでゆく、啓示にみちた一冊。 序 文 第一章 信仰のなかの哲学 第二章 存在の原因 第三章 ありてある者 第四章 質を超えて 第五章 存在論を超えて 第六章 根的真理 第七章 中心問題 第八章 因果性

    慶應義塾大学出版会 | キリスト教哲学入門 | エティエンヌ・ジルソン 山内志朗 松本鉄平
  • 慶應義塾大学出版会 | アラビア哲学 | 井筒俊彦

    アラビア哲学――回教哲学 序 1 回教思弁神学の発生 2 ムアタジラ派 3 アシュアリー 4 原子論的世界観 5 ギリシア哲学の移植 6 「純正同胞会」 7 ミスカワイヒ 8 スーフィズム 9 東方アリストテレス主義の発達 10 アヴィセンナ 11 ガザーリーの哲学批判 12 西方回教哲学の発展 13 「独学の哲人」 14 アヴェロエス 15 イブン・アラビー 16 十二世紀以降の動向 …… 井筒俊彦(いづつ としひこ) 1914(大正3)年-1993(平成5)年。東京都生まれ。1931(昭和6)年、慶應義塾大学経済学部予科に入学。のち、西脇順三郎が教鞭をとる英文科へ転進。1937(昭和12)年、慶應義塾大学文学部を卒業し、同大学文学部英文科の助手となる。1950(昭和25)年、同大学文学部助教授を経て、1954(昭和29)年、同文学部大学教授に就任。ギリシア語、ギリシア哲学、ロシア文学、

    慶應義塾大学出版会 | アラビア哲学 | 井筒俊彦
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