2015/12/7 29歳の若さでマッキンゼー日本支社の最年少役員に抜てきされたキャリアを持ち、現在はフィールドマネージメントの代表として活躍する並木裕太。メディアでは輝かしい経歴に注目が集まるが、そんな彼も20代のころは、自分がやりたいことと現実とのギャップに悩み続けていた。大企業のトップに信頼される経営コンサルタントは、どのようにして20代の転機を迎え、成功への決断をしていったのか。 「3年は続ける約束」でマッキンゼーへ 並木裕太は、日本航空、ソニー、楽天といった日本を代表する企業のコンサルタントを務める。業界のトップたちは口をそろえて「並木には、ほかのコンサルにはない情熱がある」と絶大な信頼を置く。マッキンゼー在籍中はアジア太平洋地区航空グループのリーダーや、マッキンゼー・スクール・オブ・リーダーシップの校長なども歴任した。 並木を語る上ではずせないのが「野球」だ。メーカーに勤める父