中日、佐藤球団代表は22日、ナゴヤドーム内で記者会見し、今季で3年契約が切れる落合博満監督が今季限りで退任し、OBの高木守道氏が12月1日から新監督を務めると発表した。契約年数は未定。 「野球殿堂入りをされた今年が節目の年ではないかと。1度新しい風を取り入れたいという方針。チームには強い戦いをする基盤ができているので、この時期の決定、公表が悪影響を及ぼす心配はしてない。かえって、節目の年を飾るにふさわしい、監督を胴上げしようということで全力を尽くしてくれると思っている」と同代表は話した。 今年7月に70歳を迎えた高木氏は、「まさに青天の霹靂で驚いています。落合さんという大監督の後ということもあり悩みはしましたが、やはり野球人間なのでしょう。この年齢になっても、もう1度チャンスを頂けましたので、全力で頑張る覚悟です」と球団広報を通じてコメントした。 【関連記事】 落合監督、震災復興試